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ここ数日、ヨーロッパばかりではなく日本や世界で話題にのぼった、

168年の歴史を持つ英国の日曜大衆紙、

「News of the world」の廃刊のニュース。


News of the world は英国の日曜日に発行される大衆紙では260万部と、

最大の発行部数を誇ってた新聞です。


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この新聞が廃刊に追い込まれた原因が 盗聴疑惑

もともとゴシップ記事などを中心に人気を集めていたこの大衆紙は、

セレブなどへの取材手法や過激過ぎる紙面の内容をめぐり、

過去にも度々名誉毀損で訴えられる事もあったのだそう。



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今回、この長い歴史を持つ新聞が廃刊となった大きな原因は

「ハッカー」を雇い、人々の通話を盗聴していた事。

そしてそれは組織的に行われていたのではないかという疑惑がかかっており、

盗聴された被害者たちはセレブや政治家など、有名・著名人たちのみならず、

事件に巻き込まれた被害者やその家族たちにものぼり、

スキャンダルのレベルを通り越しこれは悪質な犯罪で、

英国では大きな社会問題となっています。

犯罪の被害者は約 4000人 にものぼるのではないかと推測。

全英がその安否を注目していた13歳の少女の誘拐殺人事件の被害者の少女まで、

その盗聴の標的となっていたのだそうです。


現在も捜査は進行中ですが、

この「News of the world」の元編集長で英・キャメロン首相が推薦し入閣、

今年1月まで英国首相官邸の報道局長を務めたアンディ・コールソン容疑者は

違法行為の共謀容疑で既に逮捕。

英国の黒い疑惑はまだまだ広がっている様子・・・。


とはいえ、とても気の毒なのが
突然の幕切れにに戸惑うばかりの

その事件には関わっていなかったまじめに勤務していた新聞社の社員たち。


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(本日の写真は、新聞各紙より)


10日付となる最終号の一面では、


「THANK YOU & GOODBYE

(ありがとう、そして さようなら・・・)」


とのメッセージを一面に大きく掲載されており、

英BBCの10日のニュースでは、


「とても悲しい日曜日となってしまった・・・。」 


と、報道されていました。


捜査は今後も引き続き行われ、

これからも目が離せない、英国の "闇" の部分に関わるニュースです。



(日本語の参考記事:ロイター)

盗聴問題の英大衆紙が歴史に幕、一面で「ありがとう、さようなら」




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