クレタ島に滞在中、ギリシャ青銅器時代の最大の遺跡、

かつて ミノア文明 の元で栄えた

「クノッソス(Knossos)の遺跡を訪れました。


ミノア文明は伝説の王様ミノス(ミーノス)より

その名が付けられたとの事ですが、

エーゲ文明のうちクレタ島で栄えた文明である事から、

「クレタ文明」とも呼ばれているそうです。


クノッソスと言えば、

"クノッソスの迷宮" で聞き覚えのある方も多いと思いますが、

ギリシャ神話の伝説では、

ミノタウロス(ミーノタウロス) が閉じ込められていた場所としても知られ、

ここが 世界最古の迷宮 なのだそうです。


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遺跡の入り口を入るとまず目の前に見えるのが西の廊下(West Pourch)

この反対側には壁画が残っています。

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こちらが西の廊下の反対側の正面部分、美しい壁画です。

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ここはかつて伝説の王様の部屋だった場所。

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こちらが王様の椅子なのだそうですが、見たところ複製のようです。

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こちらの遺跡で発掘された歴史的記念物のほとんどが

ヘラクリオン博物館に保存・展示されているそうです。


王様がかつて、

この場所に腰掛けられておられた事は確かな事なのでしょう・・。



実はこの王様の部屋のスペースは小さな規模で、

入場者が一気に入れないため、見学をするのに20分程並びました!


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クノッソスの "迷宮" と呼ばれる通り、現存する遺跡の部分を見ただけでも、

宮殿の造りが入り組んだ建築であった事がうかがえます。


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ここから先が宮殿の東側から中央に当たる場所。

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ここはかつて女王の部屋であった場所なのだそうで、

この「イルカの壁画」のある部屋は、

クノッソスの中の最大の観光ポイントの一つ。


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そして迷宮の見学の最後の部分北側の入り口(North Entrance)

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丘の上にそびえる宮殿の部分の「赤い牛の壁画」

この迷宮のもう一つの最大の観光名所『王座の間』です。


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最後にもう一度、いにしえの古代ギリシャの遺跡を眺めて見学は終了。

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個人的な意見として述べさせていただきますと、

クレタ島にやって来たからにはこのクノッソスの遺跡見学はおすすめですが、

過去に訪れた古代ローマの遺跡の数々、

例えば昨年のナポリ郊外のポンペイの遺跡や、

シチリア島のアグリジェントの遺跡など、

世界遺産に指定されている数々の歴史的遺跡と比べてみると、

保存状態はあまりよくないようにも感じました。


また、

ほとんどの出土品などがヘラクリオン博物館へ移動し保存されているため、

見学出来るものの多くは複製だと言う点も少し残念でした。

今回は時間の関係で、

ヘラクリオン博物館を見学する事が叶わなかったのですが、

遺跡と共に博物館の方も併せて見学をすると、更に楽しめそうです!


この記事は、クレタ島旅行記 3.  からの続きです。

(クレタ島旅行記 5. へと続きます。)



過去の古代遺跡の記事はこちら

世界遺産ポンペイの遺跡 1.

世界遺産ポンペイの遺跡 2.

イタリアの世界遺産、アグリジェントの遺跡

フェニキア人のノーラ遺跡



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