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前回のブログ記事、

英国のガーデンウェディング 3. 披露宴(ローラとジミーの結婚式)

からの続き、

ローラとジミーの結婚式「番外編」。

今回は二人へのお祝いの品について。


過去の記事でも、

一般的な結婚式のお祝いについて述べましたが、

英国の元々の習慣では、お祝いは現金ではなく、

品物でというケースが多いそうです。

(昔は全てそうだった)

以前に参列をさせていただいたドイツの結婚式でも

同様でした。


日本の場合、

ご祝儀として現金をお渡しするのが普通ですが、

英国人の夫 Banana  によれば、

彼らの国では現金を渡しあう習慣が無いため、

お祝いにキャッシュをお渡すのは、

なんとなく恥ずかしいのだそうです。


最近耳にするケースでは、

新郎新婦本人がテーマを決めて、

例えば、

家庭内で使用できるもの 等など、

指定される事もあります。


現在では時代と世代も変わり、

中には商品券などを希望するカップルもいたり、

キャッシュをいただき、

それを新生活や、

ハネムーンの足しにしたいと考える人達もいます。


以前、友人から耳にした話では、(スイスで)

あるスイス人のカップルの結婚式に

ご夫婦で招かれた際、

お祝いは現金を希望されたそうなのですが、

招待状の中に、

お祝い金の振込先が書かれていて、

そんな話は聞いた事がない!

と、スイス人の旦那様が

激怒されたのだとか・・。


考えてみると、英国もスイスも、

ご祝儀というシステムがないだけに、

もちろん "祝儀袋" というものは存在しません。

日本でのお渡し方のような、

ちょっとオブラートに包んだかのような、

デリケートな対応には、

慣れていないのでしょう。


さて、話題をローラとジミーの場合に戻し、

彼らの希望を尋ねてみると、

ハネムーンの足しになるよう、

「募金して欲しい」との事でした。

従い、そちらと、

以前の記事でも綴った

ローラの祖母ベティへの募金の両方は

夫 Banana に任せる事にしました。


私はそれ以外に、

二人の新生活において使用できそうなものがいいかな

と思いました。


彼らの希望はあくまでも "募金" だったので、

それとは別で、

プレゼントを用意した招待客も多かったようです。


さて、何にしよう?

と考えあぐね、

日常生活において、

いつも使用してもらえそうなお鍋にしました。

自分も自宅で愛用している、

ストウブ 🇫🇷 のお鍋です。

スクリーンショット 2018-08-21 23.15.41

日本でも人気の商品なので、

ご存知の方々も多いと思います。

このお鍋で煮込んだシチューやカレー、

肉じゃが、おでん など等の煮物は本当に美味しくて、

夫 Banana も、このお鍋の大ファンです!


英国も煮込み料理を作る事が多いので、

忙しい二人には、

簡単に煮込めて、

美味しい料理の出来上がるこのお鍋ならば、

きっと喜んでもらえそうな気がして、

Banana と二人からのプレゼントとして選びました。


ヨーロッパなので、

ラッピングはもちろん自分で。

カードもラッピングに合わせて選びました ♪

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渡した後に、

二人から送られてきた写メがこちら。

IMG_0337

ちょうど使用していたお鍋が壊れ、

新しいものに買い換えようとしていたところだったのだそうで、

とても喜んでもらえました〜。よかった ♪


6月にロンドンで会えた際に渡そうと思っていた、

(ジミーの耳の手術と日にちが重なってしまったため、

結局はロンドンで会えず、この日まで渡せずにいた)

以前に日本で準備していた、

ローラへ小さなプレゼントも一緒に渡しました。


海とサーフィンの大好きな、

ローラのイメージで選んだ、

アクアブルーのブレスレットです。

決して高価なものではないのですが、

それはそれは喜んでもらえ、

私もとても嬉しくなりました。


現金は絶対に必要なものだし、

それを「ご祝儀」として

渡す事は合理的なのですが、

結婚式のお祝いに、

贈り物を渡す欧米の習慣も、また、

悪くはないなぁと感じた、今回の結婚式でした。


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