「スイスの街角から」の まぐまぐメールマガジン、「スイスの街角から」番外編 〜
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「スイスの街角から」番外編 〜 3つの文化に囲まれて
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「スイスの街角から」 番外編～
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注意が必要です。
スイス国内のスーパー、
Coop、Migros、Volg、Prima、及び、TopShop
各店舗で販売されているいくつかのサーモン製品に、
有害なリステリア（Listeria）が含まれている可能性があり、
各店舗から回収作業が進められています。
リステリアとは？（Wikipedia）
Lachs von Coop, Migros und Volg wegen Listerien zurückgerufen (NZZ）
Coop und Migros rufen Lachsprodukte zurück (20 Minuten）
細菌リステリア モノサイトゲネスは、
伝染病リステリア症の原因物質であり、
発熱、頭痛、吐き気のような、
インフルエンザに似た症状をもたらす事もあるそうです。
免疫力が弱ったいる人や、高齢者が口にすると、
重篤な合併症を引き起こす事もあるとの事。
妊娠中の女性は、
流産や死産が起こってしまう可能性が
あるそうですので、注意が必要です。
上記のサーモン商品は、
食品会社 「Ospelt food AG」 が供給した商品で、
調査により、
リステリアが見つかったのだそうです。
Ospelt food社 以外のサーモン商品には、
問題は見つかっていません。
昨年、スイスでは、
リステリア症患者の人数が増え、
12人が疾病し、そのうち2人が死亡したそうです。
各州の化学者たちの検査によると、
昨年、スイスで製造されたサラダ、果物、前菜などの他、
完成された食品の約1000サンプルを検査したところ、
サンプルの3パーセントから、
細菌が見つかったと言います。
MIGROSとCOOPでは、
先週の土曜日（10日）に
消費者へ向けこのニュースと、
商品回収の旨を発表しました。
該当商品の、
今後の販売再開のめどはたっていないようです。
☆ 以下が対象の商品
ちょうど昨日、MIGROSに立ち寄った際に、
魚売り場のショーケースを見たところ、
通常通りに問題なく、
サーモンの切り身（ノルウェー産）が販売されていました。
問題の商品は、
パックに入った生の商品や、スモークサーモン等の、
"加工品" だけのようで、
フィッシュカウンターで買い求めるサーモンは、
大丈夫そうです。
数年前に、MIGROSのエビから、
人体に蓄積する有害な物質が発見され、
その時もリコールが発表された事を思い出します。
スイスでは、専門家によって、
食品サンプルの検査はしっかりとされているようなので、
被害が出る前に、
判明して良かったと考えるべきなのかもしれません。
（注：冒頭の画像は、加工サーモンのイメージです。
写真の商品全てが、リコール対象商品という意味ではありません）
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