BlogPaint

春のオランダ旅行記、


からの続きです。


アムステルダム滞在中、

「アンネ・フランクの家」(Anne Frank Huis

を訪れました。

アンネ・フランクは、

きっと誰もが耳にした事のある名前で、

ご存知の方々も多いと思います。


子供の頃に読んだか、

大人になってからも耳にした事があるだろう、

「アンネの日記」は、様々な言語に翻訳され、

現在も世界中の人々に読まれているベストセラーです。


私も少女時代に、アンネの日記を読みました。

その時の自分の年齢とさほど違わない

アンネの日々の出来事に衝撃を受け、

まるで本の中へ吸い込まれるように、

一気に熟読した事を記憶しています。

普通で当たり前だと思っていた、少女時代の自分の毎日が、

どんなに恵まれていているかを思い知らされた、

衝撃的な著書でした。


アンネ・フランクの家について、

公式サイトはこちら ↓

Anne Frank House


日本語でのガイドはこちら ↓

オランダ旅行のオフィシャルサイトholland.com
アンネフランクの家


第二次世界中、アンネとその家族が、

ナチスからの迫害を逃れるため身を潜めていた隠れ家が、

現在は博物館となり、一般公開されています。

「アンネの日記」の原本も、

こちらに展示されています。


実は今回のオランダ旅行は、

ちょっと頭がクラクラするくらい、

多忙をきたしてしまっていた時期でした。

キューケンホフ公園の訪問と宿泊先の手配以外、

全くと言っても良いほど、

直前まで旅の計画を立てる時間がありませんでした。


夫 Banana の勤務先にオランダ人の男性がいて、

(現在も週末だけアムステルダムの家族の元に戻り、

平日はチューリッヒ州で単身赴任の生活を送っている)

アムステルダムで彼が把握している1番人気でもあり、

お勧めの場所が、

"アンネ・フランクの家" だと教えていただきました。

しかし、2ヶ月前からリリースされるチケットは、

発売と同時に、すぐにいっぱいになり、

ピークシーズンには、

全くチケットが取れないと教えられました。


一応、試してみると、

公式サイトからのオンライン予約のみで、

やはり、チューリップのピークシーズンと重なったその時期は、

1ヶ月以上先まで、全ての日の予約が埋まっており、

数日後のチケットなんて、到底取れない状況でした。


直前で空きが出ていないかと、

出発前まで何度かトライしてみましたが、全くダメ!

この時点で、

今回の旅ではチケット入手は無理だと諦めていました。


そしてオランダへと出発。

終始お天気にも恵まれて、

需実した時間が過ごせたオランダ最終日。

アムステルダム市内をくまなく散策し、

気がつくと、

町の西側、ヨルダーン地区まで歩いていました。

こちらの画像は、西教会。

BlogPaint

ヨルダーン地区は、

アンネ・フランクの家のあるエリアです。


ちょうどその日の朝、


「やっぱりアンネ・フランクの家は訪れてみたかったなぁ。

オランダ、とても素晴らしい旅行だったけど、

それだけが心残りよ・・。」


と呟いた私に、夫 Banana が、


「せっかくだから、中に入れなくても、外観だけでも見てきたら?」


と言っていたのを思い出しました。

その時点では、


「外から見たって、肝心の中を見学できなきゃ・・」


と思っていたのですが、

せっかく同じ地区まで歩いてきたのだし、

アンネの家はどの辺りだろう?と思い、

手持ちのスマホのGoogleマップでチェックしてみると、

なんと自分のいる場所から、

徒歩3分の場所にありました。

なんだか、

まるで何かに引き寄せられたかのようにも感じ、

これは行ってみない訳にはいかないと、

アンネの家まで歩いてみる事にしました。


到着すると、想像とは大きく異なる、

リノベーションされた、

すごく現代的に見える建物が目の前にありました。


アンネの家の前には、長蛇の列。

BlogPaint

この行列は入場を待つ人々、

チケットを持っている人達です。


チケットはオンラインのみのカード決済。

最後にダメもとで、

家の前からスマホでサイトへアクセスしてみると、

ボツポツと空きが出ていました。

15分後の入場時間

(入場は15分おきに区切られている)

が2名空き。


やった!と思い、

予約手続きを進めているうちに、

「いっぱいになりました」とのメッセージ。

どうやら、私のように、家の目の前から、

先にアクセスしている人がいたようです。

BlogPaint

それから何度かトライするも、

その日は全時間帯がいっぱい。

ここまで来たのにと思うと、どうしても諦めきれず、

再び5分ほど待ってアクセスすると、

また空きが出できました!


30分後と、その後2時間以内に、

数名ずつ空きが表れました。

慌てて30分後の入場のチケットを予約してみると、

スムーズに進み、無事に入手出来ました!!

本来ならば、私は普段、

スマホからカード番号の入力はしないのですが、

その時だけは自分にとって特別だったので、

やってみました。


入場まで25分ほど時間があったので、

周辺を散策してみました。

ポカポカ陽気の中、散策する人々、

運河沿いに腰掛けている人、
のどかな光景です。

ヨルダーン地区は、アムステルダムの中でも、

美しい家々と運河の風景が眺められる場所としても

知られているそうです。

BlogPaint

入場時間の10分ほど前に家の前に戻ると、

見学をし終え、博物館の中から出てくる人々が

目に入りました。

誰もが、みな同じ顔をしています。


悲しみではなく、怒りでもなく、

誰もがみんな、深く考えさせられたような、

とても真剣で、厳しく、険しい表情でした。

あまりにも誰もが同じ顔をしている事から、

博物館の中での様子が垣間見れるように、

私も真剣な気持ちで見学をさせていただこうと

心の中で決意しました。


予定時間の5分ほど前からまずは外で、

正しい時間のチケットを所持しているかどうかをチェックされ、

その後、建物の中へ。


この先にもう一度、館内へのゲートに進むため、

チケットチェックがあります。

館内はすごく近代的に改築されていますが、

元々は個人の邸宅なので、入場の人数制限があり、

ここでも並んで入場を待ちます。


その前に、

無料で貸し出される音声案内をお借りしました。

最初に機械にピッとかざして、日本語を選びます。

入場後は番号ごとに分けられた各ポイントで、

ピッとかざすと、

各々の場所で音声が聞こえるシステムになっていました。


館内はもちろん、写真撮影は禁止です。


最初は写真などを中心に、

資料が並ぶ館内を順路に沿って見学。

そしていよいよ、

アンネとその家族が2年間もの間、

「隠れ家」として身を隠していた

隠し扉の向こう側へ入ります。


隠し扉は本棚の裏側にありました。

BlogPaint

狭い階段を登り、

アンネ達の当時の生活の拠点を見せていただきます。


写真撮影ができないので、

見学の最後にミュージアムショップで

ポストカードを買い求めました。

右側の建物が隠れ家です。

実際に中に入ってみると、

想像していたより、広い空間だと感じました。

IMG_7647

結果的には、訪れる事ができて、

様々な意味で、本当に良かったの一言です。

アムステルダム市内で、

一番自分の心に残る場所となりました。


深く、深く、いろいろな事について、

考えさせられました。


実は館内で、

博物館の展示以外の事、

訪れていたある人達について、

とても驚き、ショックな光景を目にしました。


館内の様子と、上記にまつわるお話は、

今週、5月14日(火曜日)配信の

メールマガジン【Vol18】にて、

この続きを配信致します。


私が目にした事、感じた事を、

自分の視点から、正直な気持ちで綴ります。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
メールマガジン【Vol18】は 5月14日(火曜日) 配信です。

((目次))2019 5 14日配信 /Vo.18

 

● 最近のスイス 〜 新しく生まれ変わった、チューリッヒ駅のマルクト

 

● スイス 最近の洗濯事情

 

● 「アンネ・フランクの家」での出来事

 

● 人気ランキング上位、噂のイタリアンレストラン ♪


テレビで紹介された事などもあり、何かとウワサされているらしい
スイスのお洗濯について・・。
ちまたで話題の!?スイスお洗濯事情について、最新のお話しをします。

レストラン情報のランキングサイトで常に上位にあがる、
チューリッヒの素敵なイタリアンのお店もご紹介します!

ー・ー・・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
「スイスの街角から」の まぐまぐメールマガジン、

「スイスの街角から」番外編 〜
3つの文化に囲まれてブログでは書けないあれこれ 

配信中です!
 
「スイスの街角から」番外編 〜 3つの文化に囲まれて
ブログでは書けないあれこれ  (サンプル号 無料)

♪ メルマガは週に一度 ✳︎火曜日✳︎ に配信です。
定期配信の他、月に1〜2度、【号外】も配信。

♪ 初月無料、ご登録いただきますと、
【号外】を含むひと月分(今月は5月分)の全てが配信されます。

♪ 登録解除は、いつでも可能です!

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
2つのブログのランキングに参加しています。
下のバナーをクリックして、
ランキングの応援をどうぞよろしくお願い致します。




にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆