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本日は以前に投稿した記事の続き、

オランダの北海水産さんを利用させていただいた

魚の注文についての話題です。

 

結局、昨年のトラブルが発生後、

販売元の北海水産さんには、

一連の件はご報告しませんでした。


ブログをご覧くださった方の中には、

報告をして調査していただいた方が良い

とのご意見もいただきましたが、

日本国内の企業ならまだしも、

海外の会社で起こってしまったハプニングを、

どこまで調べていただけるかは定かでないし、

そうでなくてもこのコロナ禍の現在、

色々と神経を尖らせて日々の生活をする中で、

過ぎてしまったことに時間をかけるのは、

面倒だという気持ちもありました。


自分の中で終わったこととはしたものの、

前回のトラウマが心の中でひっかかり、

しばらく北海水産さんの注文は

お休みさせていただいていました。


が、今回は、

しばらく品切れで販売が停止されていた、

お気にりのさつま揚げが復活(1月より)したこともあり、

まとめ買いしていたブリ

(日本で養殖されたブリで、これが美味しい!)や、

スズキ、ヒラメのお刺身、

鯖の塩焼きに、銀ダラの西京漬けも

そろそろ完食に近かったので、

やはり食べたいなぁ・・との思いが勝ち、

久しぶりに注文をさせていただきました。


結論からすると、

今回は北海水産さんではなく、

配送業者のFedExにヒヤヒヤの数日間でした。


昨年よりオランダからスイスへの配送方法が、

陸路での運送のTNTから、

空路のFedEx利用に変更されており、

以前は
2〜3日かかっていた魚の運送は、

翌日か、遅くとも翌々日には

スイスへ到着する段取りとなっていました。


火曜日にオランダを発ったとFedExより連絡が入り、

そこから追跡調査のスタート。

魚が到着する際には、

必ず在宅をしていなければなりません。

ここは日本ではないので、

配送物の、日付・時間指定ができません。

クロネコヤマトのクール宅急便が恋しくなります。


FedExで発送された魚はクール便では無く、

発泡スチロールの中に

ドライアイスが詰められて送られる普通の配送物です。


最初は水曜日到着予定になっていた追跡調査。


1. 荷物は2月2日火曜日の午後にオランダを発ったあと、

同日の夜には

フランスのシャルル・ド・ゴールに到着。


● ここでは、

オランダからスイスに送られてくるのに、

貨物は一旦フランスを経由するのかと、少し不安に。


2.その後、シャルルドゴールで

3日水曜日まで足取りが止まってしまいました。

最初の到着予定は水曜日だったはずが、

追跡の表示は 「到着日未定」に変わりました。


● ひたすら焦る。

ドライアイスは大量に詰められているため、

翌々日に届けば、今までの体験から、

魚がとけていることはありませんでした。


3. 追跡を何度も確認すると、

4日の木曜日未明に荷物はバーゼル(スイス)へ。

木曜日の早朝にスイスには到着するも、

またそこでまた止まってしまいました。


4. 配達日は未定のまま。

スイスまで荷物が届いているのに、

そんなに時間かかるの!?

とは思うものの、その時点ではこちらとしは、

待つ以外、どうしようもない。


5. ほぼ丸1日その状態で、荷物はバーゼルで待機。

木曜日も荷物は届きませんでした。


● 発送日から既に2日が経過していたため、

金曜日中に届かなければ、ドライアイスもとけて、

もうダメだろうなとヒヤヒヤ。

今回は久しぶりなので、

300ユーロ(約 38,000 円)以上の金額分を

注文していました。

これが全てパァになるかもと考えると、

気が気ではない。


6. 5日金曜日の早朝に、

ようやく荷物はバーゼルから

チューリッヒ地区の配送拠点へ。


● 追跡調査の到着予定日が

【5日金曜日の午後6時までに配達】に変わり一安心。


7. が、それも束の間、

「チューリッヒ地区の配送トラックが出た後で、

残念ながら、配送物は予定通りにお届けできません

お届けは、【翌営業日】になります。」

との表示。


8. 【翌営業日】っていつ!? 

ああ、完全にアウト〜。

今回は初めてダメだったと諦めかけていたお昼前に、

住まいのマンションドアのチャイムが鳴りました。


1階玄関のオートロックを上から開け、

いつものように駆け足で1階まで下りて行くと、

そこには、

魚の箱を持ったFedExのドライバーがいました。

魚、オランダを出発してから

3日目の金曜日に無事到着。


ドライバーさんはチューリッヒ営業所の拠点から

荷物を届けてくれただけなので、

「ありがとう」とお礼を言い、

荷物を受け取りました。

あの追跡調査のメッセージは何だったのだろう??


20キロ近くある荷物を自分で抱え、

部屋に戻って中身を早速確認してみると、

今回は梱包に問題は無いようでした。

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段ボールの中に入った発泡スチロールの箱の蓋が

逆さになっていることもなく、

(前回は逆さに入っていた)

中の魚もとても丁寧に梱包され、

魚もそれが入った透明袋も、

そして、度々悩まされた、

いくらの保存容器の破損もなく、

今回はとても良い状態で

魚を受け取ることができました。


けれども、中に入っていたドライアイスは、

全てとけて跡形も無くなっていました。

あと1日、もしくは、

数時間でも到着が遅れていたら、

魚の一部はとけていたと思います。

ギリギリセーフで間に合いました。


ここまでが、

今回のFedExでの配送ストーリーです。


この件を北海水産さんに問い合わせてみたところ、

すぐにご丁寧なご回答をいただきました。

それによると、

天候不良によりFedExの貨物の予定便が飛ばず、

そこから遅延が発生してしまったと

報告を受けられたそうです。

スイスの他の注文者達からも、

問い合わせが集中していたのだとか。


天候不良(経由地のフランスの?)で

Fedexの貨物の予定便が飛ばなかったところまでは

理解できるものの、

スイス到着後のバーゼルで、

丸1日保留になっていたことも理解できず

ではあるけれど。


ロックダウンの影響で荷物の輸送そのものや、

税関でのチェックに、

通常よりも時間を要しているのかもしれません。

最後に表示された追跡調査と、

ショートメールでも同時に届いた最後のメッセージ

(金曜の配達は間に合いません) は意味不明のまま。

早いイメージのFedExでしたが、

こんなこともあるのだと、コロナをあらためて実感。


オランダ発スイス行きの荷物の到着が

FedEx利用で3日間と、

予想に反して時間を要してしまいましたが、

魚は凍ったままで無事に届いたし、

終わりよければすべてよしと思うことにします。


ただ、配送の途中でいつ届くかわからなくなる荷物を、

水曜日から金曜日まで

在宅して3日間ずっと待っているのは辛かった〜。

スーパーへの買い出しにも出られず。


魚の梱包の件がクリアしたかと思えば、

今度は配送についても

気にかけなければならないということ。

コロナ禍の中、

海外から日本の魚を取り寄せで手に入れることは、

なかなか容易ではない現実が続いています。


今回も結果的には、

ヒヤヒヤ ドキドキの魚注文となってしまいましたが、

数ヶ月分は食生活が潤うくらいの

日本食用の魚は仕入れられたので、

しばらくは、我が家の食卓も安泰です(笑)

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