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昨日の記事で、去年の今頃は・・

と記憶を思い起こすと、マスクをはじめとし、

コロナに備え色々なものを備蓄しはじめていた頃だなと、

思い出します。


その後、消毒剤、食品 etc..

最後はトイレットペーパへと続き、

昨春の最初のロックダウン直前では、

「ハムスター買い」と呼ばれる

パニック買いで、

スーパーの商品の棚が

空になりかけたこともありました。

ハムスター買い(Wikipedia)


今年の冬の、

2度目のロックダウン(セミロックダウン)では、

人々は落ち着き、パニック買いは全く無し。

お店から商品が消えることもなく、

ひと頃はあんなに入手が難しかった

消毒剤や手指消毒液も、

いつスーパーに出かけてみても在庫は豊富にありました。


備蓄の話題に関連し、

実は上記の中に含まれていないもので、

一部のスイス人達が暗黙の了解で備蓄している

風邪の特効薬にもなる、

世界中でお馴染みのものがあります。


それは、「コカ・コーラ」です。


政府が緊急時に備えて

備蓄している食糧にも含まれているらしいコカ・コーラ。

政府による備蓄が始められたのは、


第一次世界大戦と二次大戦の間。

「コカ・コーラ」の販売開始は1886年ですから、

時期的に理にかなっています。


では、なぜ、「コカ・コーラ」なのかと言うと、

戦争が行われていた頃、砂糖は大変貴重で、

スイスでもなかなか手に入りにくいものだったそうです。

当時、戦地で戦っていた兵士達が、

糖分を補給するために飲まれていたのが、

「コカ・コーラ」だと伝えられています。

その名残は現在に至るようです。


しかも現代版では、

「コカ・コーラ ゼロ」が一番人気なのだそう。


推測すると、

理由はカロリーを減らすためだけなのかも?

という気もします。


スイスとコカ・コーラの関わりは深い!





昨年のちょうど今頃、

ある知人が外出先からご自宅へ戻られた際、

マンションの1階に、

「コカ・コーラ ゼロ」と「トイレットペーパー」が

大量に積み上げられていたそうです。

(スイスでは留守の場合、ネットなどで注文した配達品が、

玄関の外に置かれている)


宛名を見ると、上階に住まわれる

あるスイス人ドクターのお宅の注文品でした。

ちょうど、備蓄、備蓄の騒動で

世間が騒ぎ始めていた時期のこと。


お医者様のご家庭でも、

「コカ・コーラ」  と 「トイレットペーパー」は、

買いだめをするのだな・・と思ったそうです。


「コカ・コーラ」は風邪を引いた際に

飲まれる飲み物としても知られています。

これはスイスだけではなく、

喉の炎症や気管支を拡張する飲み物として、

夫の母国である英国でも活用されています。


英国人の夫 Banana によると、

子供の頃に風邪を引くと母親に、

「コカ・コーラ」を飲まされたと言います。


当時の「コカ・コーラ」には、

"コカの葉" が使用されていた事もあり、

頭痛の鎮痛作用もあったそうです。

(現在は、コカの葉は使用されず、カフェインになっている)


糖分の含まれた水分を多く摂ることで脱水症状を防ぎ、

炭酸によって胃の働きを活性化する事も、

「コカ・コーラ」が風邪の最強特効薬として

活躍している理由のようです。


スイスでは3月1日からロックダウンも緩和され、

備蓄の必要はないのでしょうが、

たまたま今週は、スーパーCOOPが

コーラの割引大特売セールをやっている真っ最中でした。

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全てのスイスのご家庭で、

コカ・コーラを備蓄しているとも思えませんが、

春の訪れとともに行楽のおともに、

そして、

人々は部屋やテラスなど、

家中の大掃除も春に始めますので、 

そんな家しごとの合間に一息ついて、

コーラで糖分とエレルギーを補給する人は多いのかも!?


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