「スイスの街角から」インスタグラムは こちらです★
日本はGWの真っ最中、
今年は各地で静かな休日をお過ごしの方々も
多いのだろうと思います。
スイスには日本のようなGWはありませんので、
普通通りの週末です。
スイスでは5月に2回祝日があり、
13日がキリストの昇天祭、
24日は聖霊降臨祭翌の月曜日です。
今月は2回も祝日があるんだなぁと
カレンダーを眺めていてふと思い出したこと。
十数年前、最初にスイスにやってきたのも、
この時期でした。
所持している滞在許可証
(当時:Bパーミット → 現在:Cパーミット)
を見ると、
最初にスイス居住者として登録したのが
2004年5月4日。
従って、明日5月3日で、
我が家のスイス滞在は丸17年。
英国人の夫と共に二人三脚で歩んできた
スイスでの海外生活も、
ついに18年目へと突入します。
ひぇ〜 17年も住んでしまった。
長かったような、
あっという間だたったような・・。
やはり、あっという間だったかな
と言う思いの方が強い気がします。
決して良いことばかりでは無かった
17年間だったけれど、
総合するならば、やはりスイスはよいとこ。
思い返せば、
素晴らしい思い出がいっぱい詰まっています。
夫の定年まであと数年。
この先も大きな問題が無ければ
このままの状態で、
おそらくスイスにトータルで
20年かそれ以上、住むことになるでしょう。
ブログを以前からご覧くださっている皆様はご存知の通り、
我が家は一昨年、東京にマンションを購入しました。
このまま夫婦とも元気で、
リタイアした後も、
スイスと日本を行ったり来たりしながら、
双方の国のいいとこ取りをしながら、
体が続くまで両国 🇨🇭🇯🇵 で
生活を続けるのが夫婦の夢です。
そのためには心身ともに健全で、
元気でいなければなりません。
先日、日本へ一時帰国した際、
日本へ向かうSWISSの機内で、
私の席をメインで担当してくださったスイス人CAさんが、
話しかけて来られました。
コロナ禍の中で3度一時帰国しましたが、
毎回、飛行が落ち着いた頃か、
着陸の数時間前になると、
座席のそばで立ち止まり、
複数の客室乗務員の方々が話しかけて来られました。
きっと、こんな状況の中、
"搭乗してくれてありがとう"
の意味が込められているのだと思います。
で、前回のスイス人女性のCAさんは、
「日本へ帰国されるのですか?スイスへはご旅行で?」
と問いかけられてきました。
そうではなくて、
"スイスに英国人の夫と住んでいること、
今回の日本行きは一時帰国が目的であること"
をお伝えしました。
すると彼女は、
「まあ、素晴らしい!
世界で最も美しい2つの国を行ったり来たりできるなんて、
最高だわ〜。」とニッコリ。
「はい、本当にそうですね(笑)」
と答えた私。
もちろん、
何が美しくて、何が最高なのかは、
価値観によって人それぞれで違います。
お洒落な街並みのある国を愛する人もいれば、
文化的史跡など歴史ある環境が
素晴らしいと感じる人もいる、
美しい海のある国が一番綺麗だと思う人もいる
etc...
人それぞれではあるけれど、
世界で一番美しい国に、
しっかりと自分の国が含められているところが
スイス人らしいと感じると同時に、
私の個人的な気持ちとしても、
本当にそうだなぁと100%同意してしまい、
思わず、クスッと微笑んでしまいました。
話は逸れましたが、
18年目に突入したスイス生活、
ブログ「スイスの街角から」も、
これからまだまだ頑張ります。
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