数日間続いた快晴のお天気はどこへやら・・。
今朝は昨夜未明から降り続いている大雨が更に勢いを増し、
お昼になっても窓をたたく雨の音は激しく、
どんよりと薄暗いチューリッヒ湖畔の町です。
先日読んだスイスの情報誌 20 Minuten によると、
晴れと雨が交互に繰り返し、
気温が上がったり下がったりの今年の春の気象は、
雨が治まった後の晴れた日に、
気温の上昇と共に一気に花粉が飛び交う状況となり、
花粉症に悩む人々にとっては最悪の条件なのだそうです。
Jetzt kommen die Graspollen – in Massen(20Minuten)
日本でも多くの人々が悩まされている花粉症はスイスにもあります。
過去の記事でもスイスの花粉症については何度か綴りましたが、
スイスでは、ブタクサ、栗 などの他、
白樺の花粉に反応する人が多いのだとか・・。
実は周りの知人の中にもこの白樺に反応を示す人たちが、結構います。
こちらの写真は、過去に綴った自身のブログの記事に掲載した写真、
我が家のバルコニーにたまった花粉の山です。
何かの花の花粉?だと思われるのですが、何なのかよく分かりません。
今年もつい先日、夫 Banana が掃除をしてくれたばかりなのですが、
昨夜から続く雨で一旦気温が下がり、
数日あとにお天気が回復して温度も再び上がると、
花粉の嵐が再び我が家のバルコニーを攻め寄せてくるに違い有りません。
スイスの花粉症について綴った過去の記事はこちら
スイスにもあった、花粉症!(2011年 2月25日)
スイスで体験、違った種類の花粉症!?(2011年 4月29日)
20 Minuten の記事では、
花粉症の改善に効果のある食品がリストアップされていました。
日本でも馴染みの深いもの、そうでないものが掲載されていますので、
ご紹介します。
まずはブロッコリー!
ビタミンCが豊富で日本でも健康を保つ鉄壁の食品として
テレビや雑誌などでもよく紹介されていますが、
アレルギー症状を減衰させるブロッコリーはスイスでもパワー食品です。
かゆみを成分のヒスタミン酸を阻害するのを助けてくれる
カルシウムも豊富に含まれているそうです。
この他、
ナッツ類(中でもアーモンドはカルシウムを多く含む)、
ヨーグルト、ゴマ(共に免疫力を高める)、
月見草油(炎症を軽減し、皮膚疾患を防止)、
あまり聞き馴れないないものだと、
麻の種子「Hanfsamen」、
サラダ用のドレッシングなどにも使用される亜麻仁油「Leinöl」、
ヘルシー穀物「Hirse」、
ケーキや焼き菓子などに使用される酸っぱい季節の木の実
Schwarze Johannisbeere(黒スグリ)も効果アリなのだそうです。
これらあまり馴染みのない食品の写真は、
上記の 20 Minutenのリンクに掲載されています。
リストアップされている食品をすべて摂取すると、
花粉症が大幅に改善されるのかどうかは定かではありませんが、
軽い症状であれば軽減されるのだろうと思います。
自分自身は典型的な花粉症の症状は、
ヒドイものはいまのところはまだ出ておらず、
花粉が特に激しく飛びかう数週間には、
目がかゆくなったり、クシャミが止まらなくなったりという事も
時々はあるのですが、
少し反応する程度のようで、
特に専門の治療薬を投用するには至っていません。
スイスでも、花粉症に悩む人たちの中には、
ワクチン投与(注射)を連続で摂取している人もいます。
しかしスイスでは、
日本ではお馴染みの光景、マスクをして出歩いている人はほぼ0(ゼロ)に近く、
全くといっても過言ではないほど、
マスクを付けて町を歩いている人はいません。
これは、花粉症うんぬんに関わらず、
真冬のインフルエンザの季節でも同様。
これも生活習慣と文化の相違だと感じます。
スイスの花粉症患者の症状は7〜8月まで続くのだそうで、
花粉症で悩む人々のバトルは、これからまだまだ続きそうです。
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