スイスの街角から

スイス在住20年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

夏のロンドン 2010

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月18日に発売予定です。


夏のロンドン6. これが地下鉄、チューブです


夏のロンドン5. 大人気のイタリアンレストラン


からの続きです。


こちらはロンドンの地下鉄、チューブ(Tube)の駅。

写真の赤枠の中に白い丸のサインが

ロンドンのチューブの駅のサイン。

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日本の地下鉄と同様にエスカレーターで降りてゆきます。

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東京の

都営大江戸線

をも思わせる、

長ーい

エスカレーターです。





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エスカレータの両横には

ミュージカルや

観劇などの

宣伝用のポスターが

飾られ、

ロンドンらしい光景!





こちらです、ズラーリとポスターが並んでいます。

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切符は券売機で購入、日本と同様に自動改札を通ります。

切符はゾーンごとに料金が異なりますが、

ロンドン中心部であるゾーン1を含むと

“片道4ポンド” (約600円近く) もしますので、

往復するのであれば、

1日乗り降り自由なトラベルカード (1日有効なパス) の方が

絶対にオトクだと思います。


私達は、市内のほとんどを移動できる、

ゾーン1・2 (オフピーク時適用) 5.6ポンドを購入し、

1日に何度も乗り降りしながら移動しました。




ホームには、目的地、各駅が記入された路線図があり、

これも日本と少々似ていますよね。

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こちらが駅のホーム、歴史の刻まれた駅は、

修復もさほどされていないようで、

どの駅も古い印象です。

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1979年に開通された、ジュビリー線が一番最近に

開設された新しいラインとの事ですので、

それを考えると、それ以前に開通していたものも含め、

駅が古いのも納得できます。


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ロンドンの地下鉄が開通したのは1863年、

世界で初めて開通した地下鉄です。 



コヴェンガーデン駅では、

地上とホームとの連絡にはエレベーターを利用します。

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コヴェントガーデン駅には

エスカレーターは無いようで、階段は設置されていますが、

その長さを見ると、

ほとんどの人々はエレベーターを利用するもようです。


こちらのように開業が古い駅では、

背の高い人は屈んで歩かないと、

天井の電灯に頭をぶつけてしまいそうなほどで、

天井がとても低く、狭い通路もあり、

それが理由により、

通路や階段は非常用に限定され、

通常はエレベーターを使用するように

指示されている駅もあります。


危機管理能力 100パーセント以上 !? の国際都市、

ロンドンらしいといえば、そんな気もしてしまします。



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夏のロンドン5. 大人気のイタリアンレストラン


夏のロンドン4. トラファルガー広場 (動画付)


からの続きです。


おそらく10年以上前にロンドンへお出かけになられた方は、

英国フードのクオリティの低さを

痛感された方も多いかも?しれません。

ですがここ数年、特にここ 4〜5年 のロンドンは、

ニューヨークや東京と並び、勝るとも劣らぬ

本当に美味しくてお洒落なレストランがたくさんできました。

そして現在も増え続けています。


余談ですが、

現在は、世界遺産の英国の町でもある Bath (バース) 郊外で

芸術家として生活をしている義母 (夫の母) ですが、

既に他界している夫の父 (私の義父) も、

現在もバースで元気に暮らすこの母も、

元々はロンドン郊外の出身で、

夫はロンドン市内で生まれ育ち、

実は彼は “生粋のロンドンっ子” であるわけです。

年に数回は英国の実家の義母を訪問する私たちですが、

夫はやはり、自分の生まれ育ったロンドンが恋しく、

スイスでの生活にそれなりに満足している “私” も、

たまには都会が恋しくなり、

年に一度はロンドンを訪れます。


ただ、ロンドンの年々の進化は留まるところを知らず、

スイスでの田舎暮らしをしている私たちには、

常に新しい情報をチェックする事が必要で、

ミュージカルやクラシック・コンサート、

バレエ、オペラ等などの娯楽に関しては、

ネットでチケットを予約して出かければよいのですが、

レストランの情報に関しては、

最新の地元の “口コミ情報” が頼りとなります。


その、実際に行かれた人たちの感想が

口コミ情報として情報誌にここ数年必ず掲載され、

顧客満足度、ほぼ100パーセントに近い

イタリアン・レストランへ行って来ました。


まずは宿泊中のホテル、

ST.James Club & Hotel  のバーにて、

食前酒にキール・ロワイヤルをいただき、出発しました。

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その人気イタリアンレストランの名前は、

「Alloro (アローロ)」

宿泊のホテルからもほど近い、

グリーン・パークの近くにあるレストランで、


”洗練された雰囲気のこのイタリアン・レストランでは、

旬の素材を贅沢にそしてふんだんに使用したメニューは、

頻繁に入れ替わり、季節感溢れる味わいに出会える・・・。”


と、そのガイドにもうたわれているレストラン。

ホテルからも徒歩圏内の 19-20 Dover Street W1 

(ドーバーストリート 19/20 W1  Tel: 020 7495 4768)

に、そのレストランはあります。


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Dover Street は

ブランド店の建ち並ぶ

New Bond Street 

と並行しています







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こちらが

お店の入り口










内部はシンプルですが、上品な調度品が並び、

とても落ち着けます。

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まずは厨房からのご挨拶。

シンプルなサラダの上に、

トマト (味) の、コロッケ風のものが乗っています。

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(ワインはこの日、夫は赤、私は白が希望だったため、

それぞれグラスで好みのものをいただきました。)



そして前菜。

私は 「ホタテのグリル・サラダ」 仕立てを注文。

これ、ホタテの焼き加減が完璧で、

ソースと絶妙なコンビネーションでした!

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次はパスタです。

(本格的なイタリアンでは、

前菜とメインの間にパスタ類を注文する事が多いです)


私は 「ロブスターパスタ・トマトソース」 を注文。

ロブスターの トマトスタ は大好物なのですが、

イタリアまで足を伸ばすか、

または本格的なイタリアンのレストランでないと、

なかなかメニューではお目にかかれないため、すかさず注文!


写真をご覧いただくと、ご想像いただけるかもしれませんが、

このパスタは本当に美味しかった~!

ロブスターが “プリプリ” していて、大満足でした。

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こちらは写真の映像がぼやけ気味ですが、

イタリア風!? 「天ぷら」 です!

実はこれ、

その日のこのレストランのおすすめメニューで、

名前も、『シーフードのTEMPURA』  となっていました!


天ぷらも、

SUSHI や、WASABI  同様に、英語でそのままのようです。

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ちなみにこちらは、

夫がメインコースに注文した 「子牛肉のグリル」

こちらも美味しそうでしたよ!

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デザートはティラミス、

ティラミスの入っている、外側のカップも焼き菓子ですが、

これが “パリパリ・サクサク” でよく合っていて、

美味しかったです。

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最後はデザートとは別に、

(以前ブルージュのレストランでちらりとご紹介いたしましたが、)

注文せずとも、お茶やコーヒーと共に出てくるお菓子です。

さすがにこの時点でもう、お腹がいっぱいで、

このお菓子はいただけませんでしたー。

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治安の良い、

ドーバーストリート、セントジェームス、グリーンパークの周辺は、

よほど深夜でもない限り夜道も徒歩で大丈夫なので、

ホテルまで散歩がてら、のんびりと歩いて戻りました。


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下記が先にご紹介した、

Time Out の

ロンドンレストラン情報

(2010年版) 













毎年新しいものが発行され、

旬の情報と実際に行った人の口コミが表示されているので、

ロンドン観光には本当に役立つ1冊です!


そしてこのレストランは評判通り、

味、お店の雰囲気、そしてサービスと最高レベルでした。


次回もまた、この “Time Out” を参考に、

美味しいレストランを見つけ、

ロンドンの “美味しい夜” を楽しみたいと思います。



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夏のロンドン4. トラファルガー広場 (動画付)


スイスの街角から:夏のロンドン3. トラファルガー広場へ


からの続きです。


ここがトラファルガースクエア (トラファルガー広場) です。

ここには 「ライオン達の銅像」 と、「ネルソン提督の像」

そして広場の目の前には、ナショナル・ギャラリーがあり、

いつも世界中からの観光客で賑わっているのですが、

観光シーズン真っ只中の現在は、

それは大勢の人たちが集まっていました。

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上の写真をご覧になり、

「アレレ!?」 

とお気づきになられる方もいらっしゃるかもしれませんが、

ライオンの像の上に、人(観光客)が乗っています。

乗っている人たちから聞こえてくる会話は、

“クィーンズ・イングリッシュ(英国人の話す英語) ではない”

英語か、英語とは異なる他の言語なので、

明らかに私のような外国からの観光客だとは思うのですが、

ライオンの上には次から次へと写真撮影をする人々が乗り、

中には目に余る観光客も・・・。


この光景を見ると、

英国の観光局や政府の機関は、

「のんびりとしているものだなー・・・。」

とも思います。


(英国人の) 夫いわく、

『もしも警察管が見回りに来たら、止められるはず。』

とは申すのですが、

これがスイスならば、銅像に乗ること自体を阻止するため、

何とか対処しそうな気もするのですが、

これも国民性の相違なのかもしれません。




噴水の前にも、ものすごい人だかりです!

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東京や関東近郊の方々はよくご存知だと思いますが、

“銀座三越” の前にあるライオン像、

あれは、

このトラファルガー広場のライオン像がモデルなんですよー。


(私も東京に住んでいた頃は、

時々友人とあの前で待ち合わえていました! 〔余談〕)


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ライオン像の周りは

常に人だかり








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左の高い像が、

ネルソン提督

の像です








夏の噴水の周りは、とても涼しげ。

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ここがナショナル・ギャラリー (The National Galleryです。

質の高い作品が展示されている事で知られており、

絵画や彫刻など、それは多くの作品があります。


私は個人的にはこちらに展示されている、

モネの “睡蓮” の絵が大好きで、よく見学します。

ゴッホの “ひまわり” も、展示されていますよー。

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こちらはトラファルガースクエアの周りの動画です。

(今回は音楽は流れませんが、広場の自然な音が入っています。)





次回は、

ロンドンの、人気・イタリアンレストランの様子と、

更に 「ロンドン」 の情報をお伝え致します。(不定期更新)


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夏のロンドン3. トラファルガー広場へ


少々滞ってしまっていた夏のロンドンの風景、

夏のロンドン1.コヴェント・ガーデン

夏のロンドン2. 街の老舗のディスプレイ

からの続きです。


今回宿泊したのは、

ST.James Street にある、“St.James Hotel and Club”

その昔は英国紳士の上流階級のクラブだったそうで、

古きよき、

英国情緒のあふれるこじんまりとした隠れ家のホテルです。

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ロンドン市内のホテルでは、

外国人スタッフが多くなっている現在、

5スターホテルでもサービス面では今ひとつ満足度に欠けた

ここ数年のロンドン滞在。

(特にフランス人の従業員が多くなっているようです。)

いまも尚、“英国人のバトラー” を思わせる、

このホテルの英国紳士のスタッフたちはみんな礼儀正しく、

このこじんまりとした5スターホテルでは、

久しぶりに、英国郊外の 「マナーハウス」 を

思い出させてくれるような居心地のよい空間を味わえました。


「宿泊料は高く、でも部屋は狭い」 事で有名なのが

ロンドンのホテルの実情ですが、

今回は少々広めのお部屋を予約。

P7240855

改装されたお部屋は

ロンドン市内にしては

広めで快適







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今回のお部屋には

広いテラス付きで、

ここちよい場所でした









お天気はよく、気温は23~4度と快適な温度。

久々のロンドン散策へと出発。

この日はホテルから、バッキンガム宮殿の脇を通り越し、

トラファルガー広場まで足を伸ばしました。


Map-London



The Mall (ザ・マル) と呼ばれる通りとその周りには、

多くの戦争記念塔や銅像が建てられています。

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こちらはナイチンゲールの像。

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大きな広場や通りを歩いて、

トラファルガースクエア (Trafalgar Square) へ。

途中、Admiralty Arch や、

Horse Guards を通り過ぎて行きます。

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ここがホースガーズ (Horse Guards)の建物


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凛々しい姿の

ガードがいます。

英国のイメージと

なんだかピッタリ!













ホースガーズを通り過ぎ、

観光客でいっぱいのロンドンの街を

トラファルガースクエア (トラファルガー広場) へと向かいます。 

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ようやくトラファルガースクエアのシンボル、

“ネルソン提督の像” が見えてきました。

広場はもうすぐ。

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ここがロンドンの観光名所のひとつでもある

 「トラファルガースクエア」  です。

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次回はトラファルガースクエアの様子と、

更にロンドン情報をお伝え致します。



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夏のロンドンの風景はこちらです ↓

スイスの街角から:夏のロンドンの風景


夏のロンドン2. 街の老舗のディスプレイ


スイスの街角から:夏のロンドン1.コヴェント・ガーデン



からの続きです。


英国といえば、

イングランド = サッカー、パブ、UKポップス、

そして、フィッシュ&チップス・・・と、

カジュアルなイメージを持たれる方も

いらっしゃるかとは思いますが、

私の中での根強いイメージはというと、

やはり大英帝国の名残り、

英国式の美しき庭園、アフタヌーン・ティーなど、

ハイソな印象も強くあります。


そして時々ロンドンを訪れる度、

毎回その気持ちを更に高めてくるれるのがこちら、

1707年創業の

フォートナム&メイソン(FORTNUM & MASON)

いわずと知れた、英国王室御用達の名店です。

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やはり英国のイメージ通り、

紅茶や、パンやスコーンにつけるジャムなどが飾られています。


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色とりどりの

素敵な

飾りつけです!









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ティーポットに

紅茶、

そして

ジャムなどが

たくさん並びます






季節ごとに変わる、

その洗練された、いかにもヨーロッパ、というより、

『英国』 の独特のディスプレーを見る度に、

思うわず、

「ホーッ」 っといつも溜息の出てしまう私です。

こちらのショーウィンドウを眺めるのは、

ロンドンを訪れる時の楽しみのひとつでもあります。

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下の写真 「シャンペン&ストロベリー」 は私の中では、

英国の夏を語るにはとてもふさわしいディスプレーで、

テニスのグランドスラム (4大大会) のウィンブルドンでは、

シャンペンを飲み、イチゴをつまみながらテニスを観戦・・・。

という、

英国らしき、なんとも優雅な伝統があります。

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ウィンブルドンのチケットすら手に入れられない私からすると、

なんだか夢のような世界!


ちなみに 「冬(クリスマス)」 のフォートナム&メイソンの様子と

ショーウィンドウのディスプレイはこちらです 
                   ↓

世界遺産のウェストミンスター寺院と、ロンドンの街並み



また夏とはガラッと雰囲気が異なり、

冬もとても素敵ですよー



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㊗️「ライブドアブログ OF THE YEAR 2020」"ブログニュース賞" 受賞 🏆🏆🏆

数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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