スイスはヨーデルの
ユネスコ文化遺産認定を
目指しています。
スイスは、
同国の伝統の一つである
「ヨーデル」を、
ユネスコの無形文化遺産への登録に
加えたいと考えており、
ユネスコの無形文化遺産リストに
登録するための申請をしたことが、
今週の火曜日に
スイス連邦文化庁により
発表されました。
同局が発行したプレスリリースでは、
ヨーデルは国民の間に
しっかりと根付いた
模範的で特徴的なスイスの習慣だが、
それをさらに発展させて、
次世代のために保存するための
取り組みが必要である
と述べています。
続けて、
ヨーデルの世界はスイス全土で
この先もより良く結びつき、
若い才能が開花することになる。
とも語っています。
文化庁によると、
12,000人のヨーデル奏者のほとんどは、
連邦ヨーデル協会の
780 グループのいずれかに
所属しているのだそうです。
ユネスコは、
無形文化遺産保護条約を通じて、
建物や空間ではなく、
地域社会の慣行や行事、
社会的交流に重点を置いた文化遺産を
保護することを目指しているそうです。
それには、
口頭表現、お祭り、
伝統的な職人技なども含まれています。
この先の 18 か月近く続く
評価の手続きと
審査のプロセスを経た後、
ユネスコは 2025 年末に
スイスの伝統ヨーデルを
無形文化遺産のリストに
登録することを決定する
可能性があるそうです。
もしも予定通りに叶えば、
ワイン生産者のお祭り、
ヴヴェイの
フェット・デ・ヴィニュロン、
バーゼルの
ファスナハト、
山岳地帯の牧草シーズン
アルプセゾン、
オーストリアと協力した
雪崩リスク管理
などに加え、
無形遺産に加わることになります。
昨年の夏、
ちょうど 3 年に一度開催される、
ヨーデルフェストを訪れたのですが、
スイスで受け継がれてきた
伝統の素晴らしさを、
目の当たりにしたばかりでした。
そのときの様子を、
インスタグラムで公開しています ↓
少し先のお話ではありますが、
ヨーデルが無形文化遺産に
登録される日が、
とても楽しみな気がします。
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