スイスの街角から

スイス在住17年目。 チューリッヒ湖のほとりに、英国人の夫と共に住んでいます。 カルチャーショックでいっぱいの実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

国際結婚

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我が家にとっての特別な日


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去る3月3日は日本の雛祭り。

インスタグラムに投稿されている、

みなさんの美しいお雛様や、

素敵な雛祭りテーブルアレンジなどを眺めながら、

素敵だなぁ・・と、

楽しく拝見させていただきました。


我が家にとっては、

3月3日は雛祭り以外に、

実はとても重要で、大切な日でもあります。


10年前のその日、

夫 Banana が命に関わる手術を受けました。

その時のことは遠い以前のブログに、

その心情を綴っていました。

 

術後の間もない当時は、

詳しくは記しませんでしたが、

夫は脳腫瘍の手術を

チューリッヒ大学病院で受けました。


その後は順調に回復し、

手術の直後も、10年経った今も、

後遺症は全くなく、

おかげさまで元気に過ごしています。


術後は数ヶ月後、1年後、その後も

数年おきに定期検診は受けています。

執刀医であった当時の有能な脳外科医は現在、

チューリッヒのヒルスランデン病院に移り、

教授として活躍されおり、

Banana はその医師を追う形で、

病院をヒルスランデンに変えて、現在に至ります。


直近で受けた昨年検診でも異常は無し。

今年の3月3日で10年の節目を迎え、

手術をした Banana 本人も気持ちの上で、

ようやく完治したと感じたようです。


そばで見ていた私からすると、

Banana は術後に回復した後も

ずっと元気でいてくれたので、

すっかり健康体だという印象だったのですが、

手術を受けた本人は、

どんなに元気に日々を過ごしてはいても、

頭部を開頭して行われた、

あの日の大手術のことを、

ひと時も忘れることはなかったのだと思います。


10年前、英国からも家族が駆けつけて、

手術が成功したと執刀医に報告を受けた時、

大学病院のカフェテリアで人目をしのばず、

抱き合って涙を流しながら喜んだ日のことが、

つい先日のことのように思い出されます。


その後の10年の間に、

スイスへ駆けつけた義母(Banana の母)は他界し、

同行した Banana の妹と、Banana の関係は、

その後に起こったある出来事がきっかけで、

現在は交流はなく断絶中です。


時を同じくして英国から訪れてくれた

ローラ(Banana の娘、当時は大学生)はその時、

チューリッヒ大学病院の

素晴らしい医療スタッフたちが

きびきびと献身的に働く様子を目にし、

それがきっかっけで将来、

医療の現場へ進むことを決意しました。


いろいろとあったこの10年。

その間に Banana の母とおばが他界、

妹夫婦との事実上の絶縁、

私の(日本の)実家の父も他界 など、

目まぐるしい日々を過ごしましたが、

悪いことばかりではなく、

良いこともたくさんありました。


ローラはジミーと結婚し、

州立病院の集中治療室(ICU)の、

最も若い看護師長に抜擢され、

現在は医療の現場の最前線で活躍しています。


夫婦で各地を旅して、

美しい自然、優れた芸術、高級グルメ、癒しの時間  etc.. 

様々な感動的な体験や、

素晴らしい思い出もいっぱい。

いろんなことを乗り越えた今だからこそ、

時間を無駄にすることなく、

楽しい時間も過ごせてきたような気がします。


Banana と私も、

それなりに歳は重ねたけれど、

二人とも健康だし、

お互いを信頼し合う気持ちは、今も昔も変わらず。

結婚20年を過ぎた夫婦にしては、

夫婦仲も良い方だと思います。


今年の3月3日はささやかながら自宅で、

術後10周年のお祝いを夫婦でしました。


先日久しぶりにチューリッヒ市内に出た際、

ちょっと奮発をして、

普段は買わない、

(お気に入りのアマロネ)のちょっと良いのを購入。

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いつものディナータイムよりもじっくりと時間をかけて、

ワインを飲みながら、夫婦で色々語らいました。


10年後に、

このブログを変わらず継続できていることにも、

違った意味でビックリ!?(笑)


健康で過ごせることのありがたみに感謝を噛み締めた、

我が家の今年の3月3日でした。

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隣人


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2月も瞬く間に過ぎ、3月も迫って、

スイスにも引っ越しシーズンがやってきました。 

今年はコロナの影響もあり、

お引っ越しを決行する人の数は

圧倒的に少ないのでしょうが、

例年ならばこの季節は、

スイスでも国内外の人々による

出入りの多い季節です。


私の住むチューリッヒ州では、

不動産を借りる場合の賃貸契約が特異で、

締結していた賃貸契約を解約したい場合、

年に2回(春と秋)の定められた期間に

希望を申し出る必要があります。


その期日を過ぎてしまうと、

最大その6ヶ月先までの

賃貸料を支払わなければならないという

ややこしい取り決めがあります。


3月いっぱいで賃貸契約を満了する人々も多いため、

2月に入ると不動産屋のサイトは、

新規の空き物件が出回るピークになります。


我が家はチューリッヒ州に住んで、

15年以上が経ちますが、

スイス国内のバーゼル市からチューリッヒ州へ

転居してきましたので、

引っ越す予定の年明け頃から、

週末を利用してバーゼルの住まいから

チューリッヒまで出向き、

賃貸マンションの見学を重ねていました。


国内の転居だったこともあり、

引っ越すことが決まって早めに始動できたため、

マンション探しを始めた1月は

まだ空き物件も豊富で、

いつも皆さんにもお届けしている

眺めの良い部屋を一目で気に入って、

納得のできる住まいを見つけることができました。


そんなマンションはもはや新築ではなく、

隣人たちも次々と変わってゆきました。


我が家の住むマンションは、

1フロアに2世帯のみの造りです。

そういう意味合いからも、

隣の部屋に動きがある場合は、

どんな人が新しい隣人になるのか?

とても気になります。


私たち夫婦が住まいを見つけた時、

既に入居していた隣人の一人暮らしの男性が

数年後に部屋を退去した後、

数組の家族が入居しては、

数年で転居の繰り返しで、

入れ替わりで4組の世帯が住んでいました。


1. スイス人の一人暮らしの男性
      ↓
2. スイス人ファミリー(小学生のお子様のいる3人暮らし)
      

3. スイス人ではないカップル(その後、赤ちゃんが誕生)
      ↓
4. スイス人ファミリー(小学生のお子様のいる3人暮らし)


どのファミリーも大体、

3年以内くらいで引っ越して行かれました。
 

我が家の住むマンションはベッドルームが2つと、

書斎としても利用できる小部屋が一つ。

それに、リンビングとダイニング、キッチン、

バスとトイレは2箇所ずつ。

スイスならば、

ごく一般的なマンション住まいです。


低層マンションの最上階のため、

+(プラス)で上階に

屋根裏部屋が付いているのが、

他とは多少異なっている点と言えるかもしれません。


日本の一般的な

ファミリータイプのマンションよりは、

面積も部屋数も大きいのですが、

おそらくお子さんがいるご家庭には、

スイスでは少し手狭かもしれません。


マンション全体のファミリー層は、

数年ここで暮らした後、戸建ての家を購入し、

出ていかれるというのが、

一定のパターンになっているようです。


私達夫婦が現在の住まいに新入居した際は、

既に住んでいた隣人の男性と、

階下に住む人の元へ挨拶に伺いました。

一応、チョコレートを持って。


スイスで最初に、

バーゼルのマンションに入居した際、

部屋探しから入居までのサポートをしてくれた

リロケーション会社に、

隣人への挨拶はした方が良いとの

忠告を受けましたし、

その後、チューリッヒのマンション探しの際にも、

リロケーション会社の担当者に

挨拶の件を尋ねてみたところ、

挨拶だけはしておいた方が良いだろうとの

アドバイスもいただきました。


が、最近の入居者は、

そういう事は気にしないらしく、

上記、2ー4 のどの方々も、

我が家には挨拶には来られていません。


若い世代のファミリーだからなのか?

我が家がスイス人ではなく外国人夫婦なので、

ただ単にスキップされているのか?

分かりませんが、

なんとなく時代の流れを感じます。

あくまでも、我が家の体験です。


とはいえ、

数年前に入居した階下の若い隣人

(スイス人のカップル)は、

我が家にもきちんと挨拶に来てくれました。


昨年同じ建物内に引っ越してきたカップルは

『コロナの影響でご挨拶に伺えませんが、

私達はこういうファミリーです。』

と書かれた家族写真付きのプリント用紙が

階下のポストに入れられていました。

スイス人とドイツ人のご夫婦だそうです。


引っ越しの際の挨拶の有無は、

生まれ育った地域や家族環境にもよって、

考え方も異なるのかもしれません。


今週になって、突然、

隣人No 4.が引っ越して行きました。

朝、家具の搬出が始まり、

我が家にとってはあっという間の出来事でした。


スイスに来て面白いなぁと感じたのが、

引っ越して入居の際は

挨拶をしに来る人もいますが、

出る際は、

ほぼ、挨拶は無しで突然出て行く人が多い。

それを友人達に尋ねてみたところ、

意外と "あるある" だそうです。


彼らが入居してきた時のことを考えると、

出て行く際にご丁寧に挨拶に来られることを

期待しているはずはないのですが、

隣人No 2.も、

引っ越す数日前まで廊下で会って、

「こんにちは」

くらいの挨拶は交わしていたのに、

その後、突然消えました。


今回の隣人No.4 も同じパターン。

隣人の方々と親しくしている日本人もいますし、

あくまでも関係が希薄だった

我が家だからなのかもしれませんが、

多分、コロナが無くても、

おそらく同じだったのだろうと思います。


「立つ鳥跡を濁さず」ということわざを


もちろん彼らは知らず、

そんな文化のない隣人の出た後の廊下には、

植物の葉っぱのゴミが落ちたままでした。

プロの清掃業者は入るのでしょうが、

そのままで数日過ごすのもイヤです。


仕方がないので、夫 Banana が自らお掃除。

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自分がいつかこのマンションを出ていく日には、

共有部の廊下も綺麗にして出ようと思います。


そして、隣人No 4.が引っ越した数日後、

早速、新たな隣人 No 5.が引っ越してきました。

本格的な入居は来週以降になるようですが、

今回は英語を話す若いカップルです。


今後は廊下で顔を合わせても、

ドイツ語で会話しなくてもよい!

(= スイス人ではない)

そのことに、

なんとなくホッとしている自分と、

それに相対して、

スイスの決まりとか、ルールとか、生活の面において、

きちんと守ってくれる人達だと良いけれど。

(= スイス人ではないので不安)

なんて、少し心配している自分もいる。(苦笑)

そんなスイス生活も、早18年。


我が家の場合、

なんだかんだと言いつつも、

過去の隣人には恵まれて、

騒音などの耐え難いトラブルに

直面したことはありませんが、

一部の友人達の体験バナシを耳にすると、

世の中にはいろんな人がいるのが事実。


夫 Banana は昨日、

新しい隣人の女性に廊下でたまたま会い、

(先方は電話中だったため)

軽く手を振ってみたところ、

相手もニッコリと微笑んでいたそうです。

年の頃は、我が家の英国の親戚の

ローラと同じくらい!?

若いカップルらしい。


さて、どんな人達かな?

コロナ禍の続く中でのお引っ越しは

大変だったことでしょう。

このご時世ですので、

挨拶がてらの立ち話はすぐにはできませんが、

良い人達だったらいいなぁ・・

と思っています。

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思い出深い日になるだろう。


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昨日のブログ記事からの続きです。



ミニドライブから戻った後、

慌ててバレンタインのディナーの支度に

取り掛かりました。


今年の2月14日はおうちで過ごそうと決めた時から、

何を作ろうかと、

色々と吟味しながら考えたディナーのメニュー。


メイン料理には、

数年前にお料理教室のバレンタインクラスで

教えていただいた、

仔牛頰肉の赤ワイン煮にしようと決定。


その前の前菜は、

夫 Banana の好みや私の気分も合わせて、

お魚も取り入れようと、

ヒラメのカルパッチョを作ることにしました。


本当はヒラメと仔牛の間に、

もう一品前菜を作る予定で、

食事の後のデザートも手作りの予定でした。


が、結果、

午後のドライブの後、十分な時間が無く、

予定していたテーブルのアレンジや、

バレンタイン仕様のセッティングも断念。

お料理の方は、

もう一品の前菜とデザートは、

時間の関係で間に合わず、ナシ。


あんなに事前に計画していたのに。

で、そんなに大切な日なら、

なぜもっと早く、

前日までに下準備をしておかなかったのか?

怠けてしまった自分自身に呆れるばかりで、

我ながら、痛恨の極み。


けれども、青い空の下のドライブは

心身ともにリフレッシュできたし、

何よりも Banana 本人が

当日の料理を気に入ってくれて、

とても満足した様子だったので、

今年のバレンタインデーは

こんなシンプルスタイルでも良かったかな

とも思っています。

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カルパッチョに使用したヒラメは、

先日、北海水産さんで注文したお刺身用を

薄く切って使用しました。


オランダ→スイス間の配送には、

ハラハラ ドキドキさせられることも

多々あるけれど、

やはり、なんと言ってもお魚が美味しいので、

やめられない(笑)

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仔牛は頰肉が地元のスーパーのお肉屋さんでは

手に入らなかったため、フィレ肉を使用しましたが、

こちらもなんとかうまくいきました。

教えていただいた赤ワインソースが最高のお味〜。

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デザートは作れなかったけれど、

先日お取り寄せしたチョコをデザート代わりに。

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このチョコレートが信じられないくらいに美味しく、

虜になっています。



結婚生活20年の夫婦二人暮らしなので、

普段の夕食時間はそう長くはかかりませんが、

この日はちょっとおしゃれなメニューでワインも進み、

ゆっくりと時間をかけて食事を味わいながら、

二人が出会った頃からの、

過去の旅先でのバレンタインの日の思い出話や、

ちょっと若かった頃の思い出話にも

久しぶりに花が咲きました。


思い出話の終わりはいつも、

「あの時二人は若かった・・。」

と、

まるで昭和の歌謡曲の歌詞のようなフレーズで

おしまい。


数年後に世界が完全に元通りに戻った時、

パンデミックの中で迎えた

今年の特別なバレンタインを思い出すとしたら、

違った意味で、

きっと思い出深い日となるであろう、

我が家の2月14日でした。

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