スイスの街角から

スイス在住17年目。 チューリッヒ湖のほとりに、英国人の夫と共に住んでいます。 カルチャーショックでいっぱいの実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

ローラとジミー、その後

当ブログが、「ライブドアブログ OF THE YEAR 2020」"ブログニュース賞" を受賞致しました!!

人生の勉強


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(本日の画像はイメージです)

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先日のブログ記事にて、


英国に住む親戚のローラとジミーが

家を買う計画があるお話をしました。

 

結論から先に申し上げると、

今回は残念ながら、家の購入には至りませんでした。

他にも数件の希望者がおり、競合の結果、

別の見学者が購入権利を得たそうです。


私は英国には実際に住んだことがなく、

家を買うシステムは詳しくありませんが、

家を売りたいオーナーA氏が掲げた

家の売値に対し、

値段を(通常は買い手が下げて)交渉するそうですが、

どうしてもその家を欲しいと思った場合、

オーナーの言い値で購入者が最初から受け入れ、

契約が成立することもあるそうです。


これに関しては、

一昨年、実際に東京でマンションを購入した際の

やり方と似ていると感じます。


家を買う権利を得たBさんは、

オーナーA氏の言い値(オファー価格)よりも、

数百万円高い値段で購入を申し出、

その方に決定したのだそう。


英国で家を買った経験のある、

英国人の夫 Banana いわく、

売り手の言い値よりも高く申し出ることは、

ごく稀なケースだそうです。

晴れて購入の権利を得たBさんは、

よほどその家が気に入って、

心に響くものがあったのでしょう。

どうしても自分がその家を手に入れたいと、

販売価格を自ら釣り上げたのです。


夫 Banana と、娘ローラが家の購入について、

先週語り合っているのを

横から所々耳にしていた私は、

正直なところ、

"だろうな。今回はこれでよかったのかも。"

という気がしました。


私は画像でその家を目にしただけだし、

ローラとジミーの本心はわかりかねますが、

個人的には、

彼らは本当にその物件に、

ビビッとくるほどのときめきを感じたのかな?

と、なんとなくなのですが、

感じてしまっていました。


私たち夫婦も東京のマンションを購入するまで、

日本に一時帰国するたびに年に数回、

2年以上かけて数十軒のマンションを見学して、

最後の最後に電撃が走るほどに

ビビッとときめいた物件(現在の東京の住まい)

に出会えたという、自らの体験もあります。


英国人の夫と日本人の私が、

スイスから日本に家を買ったお話は、

過去のブログにシリーズとしてつづっていました。

アーカイブ記事はこちらです。

海外から日本に家を買う「スイスの街角から」



最終的に都内のマンションを購入するまでの過程で、

途中、良いかな? と思えた物件もあったし、

その中の1軒は、

そこに決めようかと思ったほどでしたが、

予算のことなどを考慮し、

考えあぐねているうちに、

別の人が売約してしまった物件もありました。


結果的には、

その物件にご縁のなかったことが、

現在所有している物件への出会いへと

繋がったのですから、

焦らずに待って、時間をかけてよかった。

結果オーライだと思っています。


今回のローラ達の反応を伺っていると、

その家を買いたいと口にしていたわりには、

家に対していの情熱を

そこまで感じているのかな? 

という印象も持ちました。


どちらかというと、

その「家」そのものよりも、

早く自分の「マイホーム」を持ちたいことに

焦りを感じているようにさえうかがえたのです。


以前のブログ記事にも綴っていたように、

現在彼らが住むフラット(マンション)は

夫婦で住むにはかなり手狭で、

お天気の良い日に朝のコーヒー片手に

穏やかな時間を過ごせそうな

バルコニーもお庭もありません。

自然を愛するアウトドアーな二人には、

これも結構きついようです。


コロナの第一線で働く看護師としての

心身ともにハードな仕事を終えて、

くつろぎの時間を

広々とした自宅で過ごしたい思いもあって、

家を買うことに

少し焦っているようにさえ思えていました。


ローラとジミーが家の見学に出向いた際、

建物の状態は非常によく、

家のオーナーA氏はとても気さくな人柄で、

すぐに打ち解けて、

いろいと会話も弾んだのだそうです。

オーナーA氏は資産家らしく、

近隣の島を購入し、そこに家を建てたので、

現在のコーンウォールの住まいは必要なくなり、

売ることを決意したのだとか。


飾られている調度品や写真などから、

A氏とそのご家族は海が好きで、

(コーンウォールに家を所有しているくらいですからね!)

マリンスポーツにも精通していることがわかり、

夫婦でサーファー、セイリングを楽しむ

ローラとジミーとオーナーA氏は

お互いの共通点を見出し、

思いがけず、共通の知り合いなども発覚し、

ローラ達サイドから見れば、

とても良い感触を感じていたそうです。


けれども彼女が 、

Banana とのテレビ電話の際に口にした、

"オーナーA氏は私たちのことを

とても気に入ってくれた様子なので、

値段は言い値でなくて、少し下げたとしても、

(自分たちに)チャンスはあると思う。

話もとても盛り上がったし。"

という言葉に、

彼女より何年も長く生きている私からすると、

"果たしてそうだろうか?" 

と思ったのがホンネでした。


Banana も、

「本当に君がその家を欲しいと思うのであれば、

値段を下げるべきではない。

どうしても欲しいという意思表示は必要だよ。

デポジットが足りないのならば、

その分はサポートするから。」

と、彼女に伝えていたのですが、

ローラの答えは、

「一度これでトライしてみる」

という決断でした。


そりゃ、感じの良い若いカップルが目の前に現れて、

自分の家を大変気に入り、買いたいといえば、

しかも、

自分と共通点もあり話が盛り上がれば、

売る側のオーナーにとっても、

心地はよいことでしょう。

けれども、

別の人が現れて、

その相手がよほど問題のある人でもない限り、

「売値に数百万円上乗せして支払います」

と申し出をされれば、

そちらに動くのが大人のビジネスの世界。

ローラはそのあたりはまだ若く、

言い方はきついですが、

少し甘かったのではないかと思います。


ローラは英国の田舎町で生まれ育った、

天真爛漫でピュアな性格ですが

まだ少し、

世間知らずだと感じさせられることもあります。

それが彼女の利点でもあるのですが。


ローラにとって今回の一件は、

きっと人生のお勉強になったのではなかろうか?

とも思います。


ふと、彼女が結婚するにあたり、

ウエディングドレスのオーダーに付き添った日の

記憶がよみがえりました。

田舎町から訪れたローラが一瞬で見定められた、

ロンドンの高級サロンでの苦い思い出。



ローラとジミーの結婚式 英国ウェディング(アーカイブ)


示唆をなめながら世の中を知り、

人生の勉強をして大人になってゆく。

私も若かりし頃に経験したことです。


自分の「家」を持ちたい気持ちと、

持ってみたその喜びは、

私も一番よくわかっているつもりなので、

焦る気持ちも理解はできるのですが、

なんと言っても高い買い物なのですから、

ローラとジミーには、

焦らずにゆっくりと時間をかけて、

本当に自分がここだろ思えるくつろぎの家を

見つけて欲しいと願います。

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目が離せない


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先日のブログの続きです。


英国に住む、

夫 Banana の娘ローラから、

元気で頑張っていると連絡がありました。



州立病院に勤務するローラは、

看護師長としてコロナのICU(集中治療室)の

患者さんの看護をするという

日夜ハードな業務が続いていますが、

ほんの数日だけ、

旦那様のジミーと共に連休で

休暇をいただけたのだそうです。


コロナの患者さんのお世話をすることは

現在の彼らの重要な任務ですが、

看護師だって人間。

どんなに忙しくとも、心身の安らぎは必要だと思うし、

ほんの少しの間だけでも仕事を忘れて休養して欲しい。


テレビ電話の向こうの彼女の姿は

前回話した時よりも少しリラックスした様子で、

安心しました。


冷たい雨の多い印象の冬の英国ですが、

ここ数日のコーンウォールは美しい晴れ間が広がり、

例のホットチョコレートを

ステンレスボトルに入れて一緒に持ち運び、

屋外で自然も満喫できているようです。


ローラはいつも、

「とてもタフな状況が続いている」

とだけ私達に伝え、

それ以上は語りません。


患者さんに対しての守秘義務もあるからなのでしょうが、

医療関係者ではない家族には

余計な心配をかけたくないのか、

仕事がオフの時には病院のことを語りたくないのか?

いずれにしても、

言葉にはできないくらいの惨状の中にいることは

確かなのだと思います。


「貴方とジミーのことがとても心配で、

パパもすごく心配しているよ、体調は大丈夫?」


と問いかける私の隣で、


「いやいや、全然心配はしていないよ〜。」


と照れ隠しの様子の Banana。

父親って、全世界共通ですね。


さて、彼らは最近コーンウォールで、

マイホームを購入すべく行動を開始しました。

英国では若夫婦でも一軒家を買うのが普通です。

今はコンパクトサイズのフラット(マンション)

住まいのローラとジミー。


一度 Banana と一緒に

彼らの部屋を訪問したことがありますが、

日本人の私から見ても、

寝室が一部屋とリビング&ダイニング、

キッチンとバスルームだけでバルコニーや庭は無し。

1LDKサイズのマンションは小さいと感じました。

昨年から休みの日には色々と物件を見学をしてみて、

現在かなり興味を抱いている物件は、

コーンウォールの静かな村にある

4LDKに広々としたガーデン付きの家だそうです。


これから新しい家族を増やしたい二人には、

将来の子供達を育てる上でも、

とても良い環境なのでしょう。

ガーデンには仕事や趣味に利用できそうな小屋もあり、

緑もいっぱいなのだそう。


家はローンで購入予定で、

頭金くらいは二人で貯金できているそうですが、

さて、どうなることか。

ジミーのご両親同様、

Banana も金銭面で多少はサポートの予定があるし、

若夫婦の夢はそう遠くない将来に

叶いそうな気もします。
 

ところでコーンウォールは、

日本の首脳も参加する

2021年6月11日-13日まで予定されている

G7サミットの開催地として決定しています。

(G7サミット= 日、米、英、仏、独、伊、加
7か国の首脳並びに欧州理事会議長及び
欧州委員会委員長が参加して開催される首脳会議)

で、奇しくもその開催場所は、

私も2017年に宿泊をした、

Carbis Bay Estate なのだそうです。



確かにとても素敵なホテルではありましたが、

G7サミットが行われるには、

ちょっとこじんまりとしていたような・・!?

という気もしてしまいました。


しかし、Banana によると、

その後改装され、規模も拡張しており、

何よりも建物が崖の上に位置しているので、

厳重な警備を置いた上で、

"外部からの侵入は不可能で、 最適な場所だと思う。"

とのことです。


コロナの影響で、開催地も含め、

今後の予定がどう変わるかは分かりませんが、 

今年は2年ぶりに対面式での

サミットを予定とのこと。

あらためて、

コーンウォールから目が離せない我が家です。

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最強の力を発揮したスイスのホットチョコレート


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本日の話題は、

先日お話ししました我が家の親戚、

英国の病院で看護師として、

コロナの最前線で闘うローラとジミーの関連記事と、

スイスを代表するチョコレートドリンクの話題です。

 

現在の英国のコロナの状況は最悪で、

ローラとジミーが働く病院でも、

患者さんが次から次へと運ばれているそうです。

医療崩壊の危機は、

ローラ達が働く病院でも現実のものとなっています。


ローラは
勤務する病院のICUで、

最も若い看護師長として

働いてます。

ジミーは病院の経営側の部署へ異動となっていましたが、

あまりのコロナの患者さんの数に、

一時的にナースの仕事へと復帰し、

夫婦で重篤な症状の患者さん達を救うため、

日夜働き続けています。


新年が明けて以来、

ずっと超過勤務続きだった娘のローラと、

彼女の父である私の夫 Banana は

昨日久しぶりにビデオ電話で

話をすることができました。


現在、彼らが勤務する病院では、

通常ICUの床数15床に対して、

患者さんの数は20名を越え、

ICUユニット以外の部屋も、

緊急措置としてコロナの患者さん用の

病室へと変えて、

何とか今を凌いでいるそうです。


英国内のニュースでも報道されているのですが、

現在、コロナの仕事に携わる医療従事者の

精神崩壊が危惧されています。


これは日本も含めて、

全世界同じような状況にあると思うのですが、

実際に患者さんと接する毎日で、

救えない患者さんの数も増えてきて、

同時に人手不足で追いつかないため、

毎日のように残業が続き、

心身の健康を保つことが難しく

医療従事者たちの心と体がボロボロになり、

限界に近づいているのです。


ローラはコロナの集中治療室の

看護師長という立場にあるため、

精神的にも肉体的にも

追い込まれたスタッフの看護師たちが

彼女の部屋のドアを叩き、

悩みを相談しにくるそうです。


ローラ本人もギリギリのところで

毎日の業務をこなしており、

日々の看護の仕事に加え、

マネージャーとしての業務を担うことに、

大きな壁にもぶち当たり、ストレスも抱え、

葛藤しながら日夜闘う毎日であることが、

痛いほどに伝わってきます。


強く、気をしっかりと持って、

くれぐれも体調を崩さないよう、

今を何とか耐えて、乗り越えて欲しい。

そう願う私達夫婦です。


そんな疲れ切った様子の彼女から、

一つ嬉しい言葉を聞けることができました。


それがこの、

スイスのチョコレートドリンク「Caotina」について。

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クリスマスの前に英国へプレゼントを送った際、

彼女の好きな Caotina のチョコレートドリンクも

荷物の中に一緒に入れました。


海が大好きなローラとジミーは

数年前に中古のヨットを購入しました。

休日に夫婦二人で、

コーンウォールの海へセイリングに出るのが、

二人が今、

唯一心を落ち着かせられる時間だそうです。


しばしヨットを停めて、

美しいコーンウォールの自然と海を眺めながら、

温かなホットチョコレートを飲む時が、

何よりもくつろぎの時間で、

その束の間の休息に、

スイスのチョコレートドリンクが

最強の力を発揮しているそうです。



Caotina は50年以上にわたり、

スイスで最も人気のあるチョコレートドリンクです。

チョコレート大好きなスイス人が、

冬はスキー場で飲むホットチョコレートとしても人気で、

夏は冷やしてアイスでも美味しい ♪


ちなみに、スイス人の92%以上が、

Caotinaに精通しているそうです。

(Caotinaの公式サイトより🇨🇭)


ローラが初めてスイスを訪れた時、

このドリンクがとても気に入り、

スイス滞在中に楽しんだことは言うまでもなく、

英国へも持ち帰った後も楽しんだと聞き、

それ以来、

会える時にはいつもスイスからのお土産として、

彼女に渡していたのですが、

もう1年以上も会えていないので、

今回は英国へ郵送してみました。


自宅で飲む分の大きなパックと、

職場でも休憩時間に楽しんでもらえるよう、

小分けのスティックタイプ一緒に。

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病院で働くローラが疲れた時にくつろげるよう、

考えたつもりではいましたが、

予想以上に喜んでもらえて、

私も本当に嬉しい!


Caotina はコロナが蔓延する以前、

Banana がカリフォルニアの支社を出張で

訪れた際、

スイスから現地へ転勤していた同僚に、

「お願いだから、

スイスでこれを買ってきて欲しい!」

と、懇願されたそうです。

もちろん Banana はしっかりとスイスからの

お土産として、

スイス人の同僚に渡しました。

彼女も慣れない外国勤務で心身疲れた時に、

このホットチョコレートに癒されたのかも?


Caotina はスイス以外でも、

一部地域ではネット販売などで

手に入る国もあるようですが、

それはごく一部で、

英国では販売されていないようです。

日本でも未販売なので、

将来、また行き来が容易くできるようになった日には、

スイスからのお土産にも良さそう。


私はいつも 
Caotina を、

スイスのスーパーCOOPで購入しています。

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