スイスの街角から

スイス在住17年目。 チューリッヒ湖のほとりに、英国人の夫と共に住んでいます。 カルチャーショックでいっぱいの実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

スイス

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スイスと英国、ワクチン方針の違いが興味深い


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先週末から、暖かいを通り越し、

暑い数日が続いているチューリッヒ湖畔の街です。


日曜日の日中の気温は24℃、

散策していると、かなり汗ばむ陽気でした。

湖畔の散歩道から見上げる空も、雲も、

すっかり初夏 ♪


そしてこの日の最高気温(夜間)は26℃!

夜、ベッドに向かう際、

気のせいか、すごく暑いなぁと感じたのですが、

気のせいではなかった〜。


さて、先週チューリッヒ州では、

コロナワクチンに関して大きな動きがありました。

チューリッヒ州で16歳以上の人が、

COVID-19ワクチン接種の予約をすることが可能になりました。

5月末から6月前半にかけて、

予防接種センターや薬局で、

約18万件の予約ができるようになったそうです。


swissinfo(英語版)のニュースによると、

ワクチン接種がスタートした昨年末から数ヶ月、

最初は多くのスイスの人々が、

ワクチン接種に否定的か、

接種に前向きではありませんでしたが、

現在スイスではワクチンへの躊躇が和らいでおり、

世論調査によると人口のほぼ4分の3が、

新型コロナウイルスのワクチン接種を希望していることが

判明したそうです。


ドイツ語の新聞 Schweizam Wochenende が

発表した調査結果では、

スイス人の大多数(73%)は

予防接種を受けたいと考えているそうです。


昨年11月時点でワクチン肯定派は28%だけ。

15%は未定のままで、

12%がワクチン接種に今も反対している。

人々の考えや価値観は、

ここ数ヶ月の間に大きく変化しているようです。


先週の木曜日夕方の時点でチューリッヒ州では、

457,107回の予防接種が行われました。


スイス全体では、

2回接種が完了している人、
1回接種済みの人、

共に、人口の約11%になっています。

(スイスの人口:約680万人)


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スイスのワクチン接種は一般へのオープンが、

他国に比べると出遅れていましたが

ここにきて、一気に挽回している印象も。


スイス(私の住むチューリッヒ州)では、


ワクチン2回接種をセットで予約を受付中。

夏までに1回目、2回目共、

完了させることを目的に実行しています。

それで予約が一気に埋まってしまい、

予約が取りづらいと言うこともあるのでしょうが、

夏の間には接種を希望する人々のワクチン接種は

叶うのかもしれません。


夫の母国、英国とスイスを比べて、

とても興味深いと感じていることがあります。


英国では、

まず、国民全員に少なくとも1回のワクチン接種を掲げ、

それを実行しています。

5月7日の時点で、

ワクチンを1回以上接種している人が人口全体の52.8%で、

過半数が既に1回のワクチンを接種していることになります。

2回接種している人は、25.8%とのこと。

(英国の人口:6,680万人)

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我が家の英国の親戚の場合、

医療従事者のローラ(夫の娘)は

年明に最初のワクチンを接種、

その後、6週間あけて2度目を接種。


オーエン(夫の息子/医療従事者ではない)は、

3月下旬に1回目のワクチンを接種した後、

まだ2回目の予定は入っていないそうです。


まずは国民全員に少なくとも1回のワクチンをと、

集団接種を実行していることにより、

英国ではコロナの鎮圧に大きく前進しています。


国によってコロナの深刻度や状況も異なり、

英国とスイス、

どちらが正しい、良いと言うことではなく、

両国に関わりのある我が家は、

国ごとの方針の相違を興味深く見つめています。

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エライめに遭ってしまった、けど・・。


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今週の金曜日は、

夫 Banana が1日、平日の休みを取りました。

春の陽気とともに我が家では、

大幅な部屋の模様替えをしようと活動中で、

この日はチューリッヒ郊外にある、

大型の家具屋さんが軒を並べるエリアを訪れました。

その場所で、

ちょっとしたトラブルが発生してしまいました。


この先は長文ですので、

海外での生活体験談にご興味がお有りの方はご覧下さい。


さて、訪れた場所は、

いわゆるショッピングモールではないのですが、

日本でも郊外によくある、

真ん中にある大型の駐車場に車を停めて、

その周りにのお店同士を歩いて移動できる感じの場所で、

中にはスーパーやDIYのお店、

アウトレットなども広い敷地に並び、

街なかの狭いお店にはない魅力のある場所です。


大型の家具屋さん数軒を巡りました。

アウトレット専門のお店もあり

アウトレットでない商品も見てみたいので、

後日あたらめて、

同じチェーンの町の店舗も見学してから決めようと

この日は家具の下見のみ。

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場所を近くにある同じようなエリアに移動し、

次はインテリアショップへ。

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ここではお気に入りの食器やキッチンツールなどを見て、

いくつか気に入ったものを購入。


同じ並びに大型のCOOPもあるので、

ワインをケースでと、食材を購入し、

気がつくと時刻は午後3時過ぎ。


「そろそろ帰ろう。楽しい1日だったね。」

と、夫婦で話しながら、

駐車していた車に乗り込むと、

夫の様子が明らかにヘン。

顔がこわばって、

私の問いかけに返事もしません。


何度もエンジンをかけて失敗している様子から、

車オンチである私にも、

何か車にトラブルが起きていることが分かりました。


実は先週の金曜日、

夏のタイヤにチェンジするため、

15年以上利用している

チューリッヒ市内の大きなガレージ(整備工場)

で、タイヤ交換と整備を済ませたばかりでした。


スイスでは年に2回、

冬用タイヤと夏用タイヤに交換するのが普通で、

その際には点検と整備を兼ねているので、

車は定期的に点検はしていました。


ただ今回は、

燃料ポンプに異常が見られるため、

それを修理してから車を引き渡すので、

先週金曜日当日に引き渡しが出来ず、

その日は整備工場のレンタカーで帰宅。

今週の月曜日に Banana が整備工場まで

車を引き取りに行ってきたばかりでした。


修理したてのはずなのに、

なぜ、車に支障が!?

と思うも、

何度試してみてもエンジンはかからず。

トラブルが発生した場所は、

湖畔の自宅から片道30−40分離れているところです。


実は我が家の車は

購入からそろそろ10年を迎えるところで、

買い替えようと、

数ヶ月前から話し合っていたところでした。


車選びは Banana に任せきりで、

次はどれにしようかと、

次の候補についてここ数週間、

夫から色々と説明を受けていたところでした。


そんな最中に起きたトラブル。

どうしようと思う暇もなく、

いち早くアクションしなければなりません。

整備工場に問い合わせをすると、

24時間対応のヘルプデスクで対応すると言われ、

まずはそちらに電話を掛け直し。


英語での対応も可能だったことだけが、

我が家にとっては全てもの救いでした。

車番、トラブルが発生した場所(住所)、

車の現在の状態などを確認され、

日本で例えるとJAFのような働きをする

TCS(ツーリングクラブスイス)の手配をしてくれ、

「30分くらいで到着します」とのことでした。


ほぼ時間通りに Banana の携帯電話が鳴り、

TCSの作業員がやってきました。

若いスイス人エンジニアの男性が一人。

カタコトの英語でなんとか説明してくれる、

とても親切でフレンドリーな若者でした。


その場で各所、車の点検をしたところ、

燃料のポンプ部分(?)が壊れているとのこと。

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夫 Banana:「それは先週問題が発覚して、

直していただいたはずなんですけれど・・。」


TCSの男性:「それはおかしい。

壊れているし、修理した痕跡がありません・・。」


で、もう一度、

整備工場に電話をして下さいと言われ、

夫、再度電話をするも、先ほどとは異なる係員で、

また最初から説明し直し。


親切なTCSの男性が電話を代わってくれて、

しばらくスイスドイツ語でやりとりをしていました。

Banana は耳を傾けていましたが、

私にはさっぱり、チンプンカンプン。


最後に夫がもう一度電話を代わったところ、

整備工場の男性、平謝り・・。


コンピューターで履歴を調べてみたところ、

先方の何らかの手違いで、

先週の金曜日に修理のために置いてきた車は、

修理をされないまま、

月曜日に Banana に引き渡しされてしまったという

恐ろしい事実が発覚。


私達夫婦は知らずに、

故障した車に数日の間、

乗り続けていたということです。


絶対にありえない!!(日本では)


でも、ここは日本ではない。

今までの17年間、

ありえないと思うことが、

ありえてきたスイスでの海外生活。


日本で同じことが起こったとしたら、

腹が立つだろうとは思うのですが、

ここは外国であるということが常に頭の中にあり、

怒りの感情よりも、

修理したての車に問題があったのではなくて、

よかった〜と、

思わず安堵してしまった私。(苦笑)


結局、車はその場では修理は出来ず、

後ほど牽引車が来て、

整備工場まで運んで、

修理をしていただくことになったのですが、

整備工場で手配できる

代わりの車(レンタカー)は出払っていて、

手配ができないとのこと。


万一できたとしても、

チューリッヒ市内中心部から

トラブルの発生した郊外まで移動させる時間などを

考慮すると、

タクシーを呼んで帰るのが早いということになりました。


公共交通(バスと電車)を乗り継いで

帰宅できなくはないけれど、

コロナ以来、慣れた住まいのエリアですら、

もう1年以上もバスは利用していません。

馴染みの無い土地のバスに、

ワイン6本入った箱と、

ショッピングバッグ数個を抱えて乗車するのは、

私としては絶対にイヤだし、

ほぼ不可能だと思いました。


でも、スイスドイツ語のハンデを常に抱える

英国人&日本人夫婦の我ら二人には、

ドイツ語でタクシーを呼ぶのも、

かなりの難関なのです。

もちろんこれは、自分達の問題なのですが。


ちなみに日本とは異なり、

流しのタクシーは走っていません。

大型のショッピングモールならば、

タクシースタンドがある場所もありますが、

ここにはナシ。


親切なTCSの男性がタクシーを呼びましょうか?

と声をかけてくれましたが、

このトラブルには全く関係のない彼に、

そこまでお世話になるわけにもゆかない。

丁寧にお礼を伝え、

ひとまず彼とはそれでお別れ。


で、思い出したのが、Uber。

随分と長い間、使用していませんでしたが、

アプリで位置確認すると、約3分で到着との表示。

しかも、Uber ならば、

自宅の住所を登録しているので、

家までの道順を説明する必要もなく、

支払いは登録済みのクレジットカードなので、

ドライバーとの接触も会話も必要なく、

この日の私達にとっては、

むしろタクシーよりも、

安全で便利だと考えました。


さすがは郊外のショッピングエリア。

付近には該当の車が複数、車種も色々走っていて、

Uberを手配し、(本当に3分でやってきた)

午後6時過ぎに、

何とか無事に帰宅することができました。


それまでは気が張っていた夫婦ですが、

帰宅してホッとすると、

ドーっと疲れが押し寄せてきて、

精神的疲労でグッタリ。


エライめに遭ってしまった・・。

だけど、もしもこれが、

スイスから国境を超えて

別の国に買い物に出かけている時だったら?

とか、

人の気配の少ない田舎道で起きていたとしたら?

とか考えると、

もっと最悪の事態になっていた可能性もあるのです。


チューリッヒ郊外の

ショッピングセンターのど真ん中で、

もしも長引いたとしても、

トイレもあるし、

食料も飲料もすぐ手に入れられる場所で、

不幸中の幸いだったのだと思います。


修理が済んでいない車が、

済まされたとして戻ってきたことについては、

流石の私も驚きを隠せませんが、

けれども、

その後のスムーズな手続きや流れを考えると、

日本のサービスはもちろん別格で別として、

ここがスイスでよかった〜!

と、

夫婦で声をあげられずにはいられませんでした。


● TCSの人もほぼ案内された時間にやってきた。

(国によってはこの時点で、

数時間待たされることもあるのだとか)


● 電話で話した担当者も、

TSCの男性の対応もすごくよかった。


● Uberもすぐに到着し

最初のトラブルから3時間で家にたどり着けた。


さて、来週早々、車は無事に修理されて、

ピックアップできるのか?

新しい車が届くまで、何とか持ちこたえて欲しい。


それにしても、

日々いろんなことが起こるなぁと思い知らされた、

スイス18年目の我が家です。

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正直者が損をする!? スイス入国時の現状




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先日のブログ記事にて、

4月に日本一時帰国から戻った際、

チューリッヒ空港では、

必要入国書類とされているQRコードはおろか、

日本で受けた、

新型コロナウイルスの陰性証明書さえも

チェックされなかったことについて綴りました。



そのことについて驚きを隠せなかったのですが、

どうやらそう感じていたのは、

私だけではなかったようです。


スイスの空港に到着した

ほとんどの乗客が入国審査時に、

陰性証明の提示を求められていないのだそうで、

そのことについて、

航空会社と連邦政府は国民から大きな非難を

受けているそうです。


5月5日、スイスドイツ語圏の新聞

NZZ(Neue Zürcher Zeitung)など、

各紙によって報じられました。


スイスの空港(チューリッヒ)到着時、

コロナ関係の書類については

ほぼノーチェックで入国できたことは

以前のブログ記事にも述べました。



ちょうど同じ時期に一時帰国し、

先にスイスへ戻った知人達にも

確認してみたところ、

私と全く同じ状態だったとのことでした。


日本はスイスの制限リストとして定める国に

入っていないからだと思っていましたが、

ニュースの内容を見ると、

他国から入国した乗客達も同じ状態で、

ほとんどの人が、

ほぼノーチェックなのだそうです。


一応、ランダムチェックを行うとされており、

無作為に選ばれた人が書類の提示を求められることも

あるにはあるようです。


日本を出国する際は、

成田空港で航空会社(私が利用したのはSWISS)

の職員が、

搭乗手続きの際にしっかりと陰性証明を確認し、

個人情報も入ったQRコードを取得しているかも

確認をされました。


けれども他国では、出国時に航空会社が

その確認さえ行っていないケースもあるらしいのです。


高額なPCR検査を受けて、陰性証明を取得したのに、

(私の場合、PCR検査と英語表記の陰性証明の取得で、

30,800 円支払った)

結局アレは、なんだったんだろう??

と、私が声をあげたように、

他の人々の声もあがっているそうなのです。


「やはり、自分だけがそう思ったんじゃなかった」


という感じです。


更に驚いたことが、万一、

ランダムチェックで空港で引っかかったとして、

もしも有効な陰性証明を所持していない人がいた場合、


「(入国後)早急に検査を受けて下さい」


と警告を受けるだけで、

スンナリとスイスへ入国ができてしまうのだそうです。

これにはビックリ仰天!!


この現状だと、例えばですが、

高額な検査費用を出費したくなくて、

悪意を持って検査を受けずに出国、

スイス入国時に引っかかった場合、

「検査を受ける時間がなかった〜」

と伝えれば、

「では、早急に受けておいてね〜」

だけで、入国できてしまうということになります。

ランダムチェックに引っ掛からなければ、

そのまま何もなかったように入国・・。


なんだか、

"正直な人たちが、損をしてしまう"

という感情もわいてしまいます。

スイスの人々も、

ノーチェックでの入国リスクとともに、

この点に大きな不満と憤りを感じているようです。


日本から出国する場合は、

きちんと出発の空港でチェックをされますから、

それは起こり得ないとしても、

広い世界では、

日本人の目で見つめると、

キチンとしていないと感じる国々もたくさん存在します。


在スイス日本大使館から

お送りいただいている情報によると、

ここ1ヶ月ほどの間、

有効ではない方式での

"コロナ検査の陰性証明しか所持していなかった"、

や、

"陰性証明が有効とされる期限を超えている"

などの理由により、

日本到着時に入国を拒否され、

強制的に出発国へ戻らされた日本人が

複数いたとするニュースも入っており、

本当にそんなことも起こり得るのだと

恐れおののいていたのですが、

それに比べて

スイスの緩いと言わざるを得ない入国基準に、

ポカンとあいた口が塞がらない思いです。


スイスでは、

居住者以外は観光などでの入国を受け入れないとする、

入国禁止国のリストを定めていますので、

それら以外であれば、

大丈夫とみなされているようです。


でも、その中に、陰性証明を持っていなくて、

(検査を受けていなくて)

健康的にリスクがある人が、もしもいたらと思うと、

単純に怖いです。


今後はもう少しきっちりと確認していただきたいなぁ

(そうすると、入国審査の待ち時間は長くなりそうですが)

と思ってしまった、

スイスの空港での、現在の現実なのでした。

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