スイスの街角から

スイス在住20年目。 チューリッヒ湖のほとりに、イギリス人の夫と住んでいます。 カルチャーショックでいっぱい!実は意外だったスイスの姿と 海外生活の様子、国際結婚のお話し、 スイスの美しい景色と人々の生活風景、季節の情報など、 写真いっぱいのブログを湖畔の街よりお届けします。

無形文化遺産

スイスの365日の生活について綴ったエッセイ、「スイスの素朴なのに優雅な暮らし365日」が、自由国民社より2024年3月に発売されました。紙書籍とあわせまして、電子書籍も発売中です。


20年に一度の盛大ワイン伝統行事が開催されます!

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次回のメルマガ【Vol.27】は、7月16日(火曜日)、

【号外】は7月18日(木曜日)配信です。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
((目次))

2019年 7月 16日配信 /〈Vo.27〉

● モントルーへ到着
● 湖畔を散策
● 今年のライブ
● 熱く燃えた!オーディトリアム・ストラヴィンスキー

次号では、

第53回 モントルー・ジャズ・フェスティバル (2019)
の様子をレポートでお届けします。
メイン会場のオーディトリアム・ストラヴィンスキーでの、
臨場感あるライブの様子や裏話、
今後モントルーを旅されるご予定のある皆様や、
ご興味がおありの方々へ、Apfel が語る、
ガイドブックに載っていない街の情報 など等・・。

メルマガ読者の皆様だけにお話しする、
とっておきの耳より情報など交えお送りします!

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
さて、ここからが本日の話題。

前回のヴヴェイの記事からの続きです。


前回の記事でも記しました通り、

今年の夏ヴヴェイでは、

20年振りに開催されるワイン関連の伝統ある行事、

「フェット・デ・ヴィニュロン 2019

( Fête des Vignerons 2019)」が、

2019年7月18日〜8月11日まで開催されます。

Fête des Vignerons 2019(公式)


公式ページに掲載されている内容によると、

この行事はユネスコの無形文化遺産のリストで認められた

伝統あるスイスの行事で、様々な年代の人々が集い、

地元の人々と田園地帯、そしてブドウ畑、

更にはそれらと、

世界各国から訪れる人々を結びつけ、

ひとりひとりが超越した空間に集合する機会を

提供する場所となり、世界で唯一の、

ユニークなスタイルのショーが開催され、

周辺で行われる文化的なイベント、

スイスの郷土料理の提供なども合わさって、

今までにはなかった、特別な催しとなるそうです。


フェット・デ・ヴィニュロンの歴史はさかのぼる事1797年。

その年に始まって以来、

20年〜25年に一度の周期で開催されているのだとか。

まさに歴史ある伝統行事です。


18日からのスタートに向け、町中に広告が出ていて、

街全体が盛り上がっている事を感じました。


レマン湖畔を散策していると、

複数、工事途中の建物が見えてきました。

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ちょうどマルシェ広場 (Place du Marché)

の前あたりまで来ると、

スタジアム形式の大きな建物の建設作業中でした。

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手前の建物には案内所がオープンしており、

中をのぞいてみると、

1階はまだ閑散としている建物の中に、

ビデオが流れていました。

IMG_0688

2万人を収容するスタジアムが出現するそうです。

こんな風なイメージだそうです。

IMG_0690

自分が思っていたよりも、かなり大規模。

流石は20年振りの大掛かりな催しです。


スタジアムの中では、様々なショーが繰り広げられ、

日ごとにスイスの各州(カントン)をテーマとし、

色々な催しが開催されるそうです。


パッと見た目の建物の感じからして、

18日のオープンに間に合うのかな!?

(撮影日は10日)

というのが正直な印象でしたが、

まあ、オリンピックではないですが、

きっと何とか頑張って間に合わせるのでしょう。


階段を登って2階に上がってみると、

こちらはほぼ人のいない1階とは異なり、

テラスではカジュアルスタイルのレストランがオープンし、

賑わっていました。


更に階段を上り3階へ行くと、

こちらはまたもやテラススタイルの屋外バーになっていて、

目の前にはレマン湖の美しい風景がドーンと広がり、絶景!

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せっかくなので、昼間からではありますが、

私もワインを1杯いただく事にしました。


ラヴォー地区で収穫されるブドウの品種、

シャスラーの白ワイン ♪

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この界隈のレマン湖岸には、

モントルーのような、

露店の準備も着々と進んでいるところでした。


例のフォークのオブジェの前にも、

レストラン(バー?)が開店準備中。

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目の前に美しいレマン湖の風景を眺めながら、

最高のひと時になる事は、間違いなし。


湖畔を散策し、軽くグラスワインを飲んだ後、

予定通りの電車へ乗車し、ローザンヌで乗り換えて、

チューリッヒ中央駅(HB) まで戻りました。


午後4時過ぎにはチューリッヒ州の湖畔の街の自宅に帰宅。

夫 Banana が仕事から戻る前には

いつも通り、晩ご飯の支度も間に合わせました〜。


午前中にモントルーのホテルを出て、

わずか半日のプチ寄り道でしたが、

お天気も良くて、気温は暑すぎず快適で、

散策にも最適な1日。

とても満足できた、

一人だけのリラッククスタイムでした。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
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チーズフォンデュが無形文化遺産になる!?

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この広い世界には、それぞれの国や地域に根付いた伝統や慣習など、

各地域の文化を象徴する形をとどめない無形の文化遺産が数多くあり、

ユネスコが世界の「無形文化遺産」の代表リストを作成している事は

みなさまもご承知であると思うのですが、

ここスイスでも、

『スイスらしい伝統を代表するのはどれか?』

という事で、

昨年から独特のユニークな儀式や芸術、お祭りや伝統など、

無形文化遺産に名乗りを挙げるべく" スイスらしさ"

を強調したいリストを作成中なのですが、

各州からの候補が遂に挙がったそうです。


中でも注目なのが「バーゼルのファスナハト」(Fasnacht)や

「ジュネーブのエスカラード」( Escalade)、

それになんと、

「グリュイエールのチーズフォンデュ」
(Gruyère cheese fondues

まで・・・。


hw20070116_024m


チーズフォンデュが

スイスの無形遺産になる日は

果たしてやって来るのか?







確かにこれが無形文化遺産に登録されるとなると、ある意味、

最もスイスらしさを表すべくものなのかも!?という気も個人的には致します。


スイス各州からは約380の提案が寄せられ、

これを専門委員会が今年10月までに150にしぼったリストを作成し、

2012年にはユネスコへ提出をする予定なのだそう。


さてさて待ち遠しい結果はいかに・・・。

チーズフォンデュをはじめ、スイスが候補として挙げるリストは

無形文化遺産に登録をされるのでしょうか!?


最終的な結果が発表されるのがとても楽しみです。


ちなみに日本からは2001年に能楽、2003年には人形浄瑠璃文楽、

そして2005年には歌舞伎が "無形文化遺産" として既に登録済みです。



[上記、バーゼルの "ファスナハト" は過去の記事にてご紹介しています


1 スイスの伝統のお祭り、バーゼルのファスナハト

2 ファスナハトのパレード




(参考)

無形文化遺産リスト(Wikipedia 日本語)

Swiss fondue may gain Unesco heritage status (Swissinfo 英語)



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数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。 スイス・チューリッヒ州の湖畔の街で、 英国人の夫 "Banana(バナナ)"と共に暮らす "Apfel(アプフェル)"です。 ブログ「スイスの街角から」では、 美しいスイスの自然と風景、人々の暮らしの様子や旬の話題、 そして観光情報なども写真と共にお送り致します。 ちょっとヒミツの知られざるスイスの姿や、 海外生活でのカルチャーショックなどにつきましても 折に触れてお伝えして参りたいと思いますので、 しばしの間、おつきあい下さいませ。
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