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チューリッヒ州などスイス北東部で、
14日から15日にかけて大雪が降り積りました。
チューリヒ市内では15日午前中、
公共交通機関が一部運休する事態となりました。
スイスで積雪による理由で公共交通がストップするなんて、
滅多に発生しないことで、
今回の積雪がかなりの量であったことを思い知らされます。
市内では木の枝が折れたり、
街路樹が倒れたところもあったそうです。
倒木の恐れがあるため、木々には近づかないよう、
警察が市民に注意を呼びかけました。
チューリッヒ州郊外にある我が家の自宅周辺にも
大雪が積もった件は、
前回のブログ記事でもお伝えしましたが、
14日夜から夜間も降り続いた雪が積もり、
翌朝15日の朝は凄いことになりました。
前回の記事にも【追記】で投稿した画像。
同じ場所で撮影したビフォーアフターの、
更なるアフターです。
エライことになっています。
流石にこの日は
普段は朝一番にやってくる雪かき業者さんも多忙らしく、
到着が遅れていました。
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三角屋根の窓にも深い雪が降り積り、
夫 Banana の力でどんなに開けようとしても、
窓が開きません。
バルコニーの手すりには、
50センチくらいは積もっているであろう雪で、
自宅前の道路は背伸びをしないと見えないほどです。
15日の朝、チューリッヒ湖の視界はゼロ。
こんな日は、
早朝からご近所で雪かきをする人々の姿があります。
周りに木々も多いので、
チューリッヒ市の注意喚起を目にすると、
雪かきも気をつけないと危険だと感じます。
我が家は賃貸のマンション住まいなので、
雪が降ると、
管理会社が契約をした業者さんがいち早く現れて、
定期的に雪かきをしてくれますが、
(費用は月々支払っている管理費に含まれている)
戸建てのお宅では、
住人自らが雪かきをしているお宅がほとんどで、
雪の日の人々の典型的な生活風景です。
ソリを持ってお子さんと
そり遊びに出かけるお父さんの姿もありました。
これほど雪が深く降り積もれば、
丘陵はそり滑りの恰好の場所となります。
15日夕刻になって、ようやく視界が開け、
湖畔の街の一帯の雪景色と、
チューリッヒ湖もようやく姿を現しました。
まさにスノーワールド。
今回の雪はスイス北東部に降り積りました。
同じスイスのドイツ語圏にある首都ベルンでは、
全く雪が降っていないとコメントをいただき、
九州ほどのサイズの小さな国スイスでも、
地域によって全く天候が異なることに驚かされました。
ひとまず降雪のピークは過ぎたようで、
これ以上降り積もることは無さそうです。
あとは除雪車が雪を綺麗にしてくれることと、
週末は晴れ間も見えるようなので、
陽の光がさして、
雪が解けるのを待つしかありません。
少し晴れたら、再びの雪見散策に出かけます。
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